今日は早朝から仕事で姫路に行くことになっていた。



5時半に家を出で車を走らせる。。。。


まだ日は昇っていない。。。。




目をこすりながら現場へとむかった。。












今日の仕事は友達の会社の仕事だったので友達も現場に来ていて合流した。



仕事自体は30分もしないうちに終わったので楽な仕事だった。。。










早朝から出ているので朝食を取っているわけもなく、私はかなりの空腹感におそわれていた。。。。




大体朝の仕事のときは終わり次第朝食を食べにどこかへ入る。。。。。。











まず、マクドがあったのでそこへ向かうことにした。。




到着するとマクドは全席禁煙だと。。。。。


愛煙家である私と友人はマクドをあきらめざるをえなかった。。。








そして次の友人の提案は「近くにガストがあったからそこ行こうや!」


私もそれに従った。。。。






少し車を走らせガストに到着した。



少し様子がおかしい。。。。。。








OPEN9:30










現在9:00だ。。。。








空腹はピークに達していた。。。。






すると友人が「どっかコンビニで朝飯買って帰ろうかー」










私も一度はそれに納得しかけたが私はもうコンビニとかではなく

ちゃんと朝食がたべたくなっていた。。。



そこでどこかの高速のパーキングで食べようという案で落ち着いた。。。。


そこから少し車を走らせパーキングへと向かっていた。。。。










私の空腹感はピークに達していた。。。





すると明石のパーキングが目に入ってきた。。。


ここで食べよう。




車を走らせた。。。









それほど大きなパーキングではないが定食なども食べれる施設がある。。。。








おお結構ええんちゃうん!





私は心を躍らせた。。。。












そして中に入ろうとすると店員であろう女性が


「明石名物海苔ラーメンはいかがですかー」

とすすめてきた。。。




しかし私はそんな向こうの口車に乗るほどおろかではない。。。。。

冷静にメニューを見て判断した。。。。



朝から結構肌寒く暖かいものが食べたかったので、私は

ラーメンかうどんがいい気がした。。。



とんこつラーメンに惹かれる自分がいた。。。。

悩んでいると店員はもう一度海苔ラーメンの説明をしてきた。。。。。




なるほどラーメンの麺に海苔が練りこまれてる。。。。。

結構手が込んでいるのかなあ。。。。。
















私は店員の情熱にも後押しされ海苔ラーメンと明石だこの餃子セットを注文した。。。。。







向こうの薦めるものを食べてみるのも悪くないだろう。。。。







しばらくして私の注文したものが呼び出され私は心踊るのを我慢し

走りたい気持ちを抑え取りに行った。。。







そしてまず、おすすめの海苔ラーメンを食べてみた。。。。。。。












私に衝撃が走った。。。。。













私は始めてラーメンがまずいとおもったのだ!!!



ラーメンでまずく作るってのはどーしたら作れるんだ!?







まず、寒いので温かいものをと思い決めたのにスープがぬるい。。。。。。




ぬるいねん!!!




私は叫びそうになった。。。。。










しかもそれには味がなくまるで白湯のようだった。。。。





しかも海苔を練りこんでいる麺は緑色で見た目も食欲を消している。。。。。




海苔の練りこんである麺は味は海苔風味だがなぜ練りこんだ?

と思わせるほど麺には向いていない。。。。。。









その緑の麺とぬるい白湯とのコラボレーションだった。。。。。。


たとえるなら海苔のオカキをぬるい湯にいれてふやかしたのを食べているようだった。。。。。





なぜこれを商品に並べようと思ったのだ?



誰もこれはあかんのとちゃいますか?とはならなかったのか?







しかたがない。。。。


私は一緒についている明石だこ餃子に目をやった。。。。。


見た目は。。。。。。。




期待できない。。。












なんやこれは?餃子なんか?












いやいや、食ったらうまいかもしらん。




私は自分をもう一度奮い立たせた。。。。。















見た目通りだった。。。。








私はコンビニとかでなくちゃんとしたものが食べたいと

思いここまできたのだ。。。。。。



















楽しみにしていた朝食が終わり

悲しくなったが私は帰路につこうと友人と店を出ようとしたときに

さっきの店員声が後ろから聞こえてきた。。。。。。。






















「とんこつラーメンおすすめですよー!」




















ああ今日は寒いなあ。。。。。。
































































深夜3時過ぎ。。。。


私は自宅へと車を走らせていた。。。





この時間になると小腹がすいてくる。。。







私は何か軽いものでも食べようと道沿いのコンビニへ車を走らせた。。。。。













店内には私より一回りほど年上だろう店員が商品の補充をしていた。。。






私は店内を一回りし何を食べようかと思案を巡らせていた。。。。





(そうだパンを食べよう!)







私は足早にパンの陳列棚にむかった。。。。













一つはすぐに決まったチーズタルトだ。。。。

私は躊躇なくチーズタルトを手に取りレジへと向かおうとした。。。。。






ふと上の棚を見るとチョコメロンパンというパンがおいてあった。。。


私は目を奪われてしまったのだ。。。。










誘惑に負けた私はチョコメロンパンも手に取りレジへ向かおうとした。。。。

もう一度チョコメロンパンに目を向けるとそこには。。。





「温めるとチョコが半生でさらにおいしく!」の文字が。。。。。

!!!








私は足早にレジへと向かった。。。。









しかし店員は品だしに夢中でこちらの事はまったく気づいていない。。。。




少し待つとやっと気づきこちらへやってきた。





そして会計をすませると店員は袋に二つのパンをいれようとしている!



(なぜ温めた方が。。。と書いているのにこいつは何も聞かないのだろう?)





私は理解に苦しんだがこちらから温めてくださいと言おう!

そう思ったときに私の中である疑問が浮かんできた。。。。。。。。。














温めたらこのメロンパンの外側サクサク感が失われてしまうのではないか。。。?

本当に温めたほうがいいのか?










私は悩んだ。。。。。







そうだ!温めるといっても少しならチョコレートが少しやわらかくなるだけで

外側のサクサク感も失われないのではないか?!!






目の前にあった霧が一瞬で晴れた気がした。。。。











「すいません。これ少しだけ温めてまらえますか?」


完璧だ。。。











店員はレンジへ入れボタンを押す。。。。。




















長いぞ?






袋破裂しそうやぞ?









しばらくして音が鳴り店員が取り出す。。。。









袋へ入れる動きがどう見てもおかしい。。。。。




まるで焼けた石でも持ってるかのよーだ。。。。










そのまま渡され私はコンビニをあとにした。。。。。






車の中でチョコメロンパンをだした。

それはもうパンではなかった。。。。







何?肉まん?こんなあついパン誰が食いたい?









袋から出したメロンパンはチョコレートが液体化しており只の食べにくいパンだ。。。。


しかも外側ははんなりしてしまっており、下手をすれば湯気で濡れているんやないんか?














私は何の感情も持たずそのチョコメロンパンとチーズタルトをたべた。。。。。







運転しながら食べていたせいもあるのかお腹の上にボロボロとパンの欠片が

落ちていた。。。。








そのときふと、前の嫁を思い出した。。。。。

そういえば食べながら落とすなと何度もいわれたなー。。。。
















私は結婚していたときの事を思い出し、胸が締め付けられる気がした。。。。






















いや、違うな。。。これは胸焼けやな。。。。
































昨日は久しぶりに昼間に時間があったので、昼飯でも食おうと思い車を走らせていた。。。




すると、道沿いに横綱ラーメンの看板が。。。

私はこの横綱ラーメンが結構好きで、たまに食べたくなるときがある。。。




よし!!横綱ラーメンを食おう!

私は横綱ラーメンの方へハンドルを切った。。。











店に入ると、昼時を少し過ぎているせいか、客は少しだった。

私は窓際の席に案内され注文を済ませた。




しばらくすると、ラーメンが運ばれてきた。。。

私は外の車の流れなどを眺めながら箸をすすめていた。。。









すると一人の初老の男性が店に入ってきた。。

作業服を着たどことなく藤山寛美に似た老人だった。。。。









すると寛美は私のすぐそばの一人掛けのテーブルに座った。

しばらくして定員が注文を聞きにきた。。





軽快に話し出す寛美。。。

「この鉄板焼きチャーハンの後からかける卵は目の前でかけていただけるのでしょうか?」








ん?

私はこの寛美の注文が耳に入ってしまい、気になってしょうがなくなってしまった。。。



続いて寛美。。。。。

「目の前で掛けて頂くのはおねーさんがしてくれるのでしょうか?」






定員はなんだこいつ、めんどくせーなー。。。。顔にでているようだった。。。








まだまだ寛美。。。。。

「このラーメンのチャーシューは何枚ですか?」


















もひとつ寛美。。。。

「チャーシューメンのチャーシューは何枚ですか?」













さすがは横綱定員。。。ちゃんと答えている。。









一通り質問して納得したのかそこから寛美は何にしようかと考え出した。。。。。




ちなみにこの店は注文がきまるとチャイムを鳴らすシステムだ。。。










寛美には関係ない。。。。













無限とも思える沈黙が続き、寛美が口を開いた。。。










「じゃあつけ麺で!!」











おそらくその場にいたすべての人間は彼に突っ込みをいれていただろう。。。。

卵は?

チャーシューの枚数きいてたやん?










私は寛美が気になりチラリと寛美のほうに目線を向けた。。。。




























めっさ姿勢いい!!!









まるで背もたれなどは要らないと主張するかのような姿勢だった!

しかも寛美はどこかを見つめている。。。。



私は気になり寛美の視線の先を追った。。。















何もない!!ただの壁だ!!

もはや私などの思考ではたどりつけない処にいってるんだろう。。。。。



私は視線をもどし自分の昼食に集中しだした。。















しばらくして寛美の席につけ麺が運ばれてきた。。。










「つけ麺てざるそばの事かと思ってましたわ↑」











寛美。。。ここはラーメン屋なんだよ。。。。。