PCXは外装を外さなくともリアサスが交換出来るらしい | かふぇてらす風夢

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1987年の草の根BBSから細々と続く「かふえてらす風夢」です。
内容はほぼノンジャンルとなります。

自分で購入した物しか紹介しないスタイルです。

出来る事はなるべくやってみています。

PCXの外装はかなり面倒な構造をしておりフロント周り以外はリアから順に前へと外さねばなりません。
而も折れやすい爪のトラップがそこかしこに仕掛けられています。

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PCXのリアサスは突き上げ感が半端ではなく、少々の段差でもゴンッと衝撃が発生します。

多少マシにする為、サス交換する方も少なくありません。
一般的な方法はリア周りをメットインまでバラしての取り付けとなります。

「そこまでやらなきゃダメなら交換しなくてもいいや」と風夢も思っていました。
でも「バラさなくても出来る」と云う意見を見つけたのでやってみる事にしました。

因みに当初ブレーキレバー購入予定だった資金が転用されました(笑)

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ネットで見ると、エンデュランスかキタコがおすすめらしいので、エンデュランス製でメーカー欠品が続いている金スプリングを用意しました。
探せば市場在庫はあるみたいです。
現行PCX160も対応車種に入ってはいますが、基本的には前モデル用なので無負荷状態で10mm短くなってしまいます。
乗車時はノーマルと同じ位になるらしいです。

今回、無茶な作業になるのでラチェットメガネ又は板ラチェットが必須です。
既に愛用中の物と同じTONEのRMR12mmと14mmを用意・・・ していなかったので急遽コーナンで買って来ました。
写真見返したら、あちらこちらに剥がしたラベルが写ってますね(^_^;)

単一方向にしか回らない板ラチェを使うと挟所で詰む場合が有りますから、切り替え式を用意するのをおすすめします。
また、送り角度が小さい物でないと大して回せず、板ラチェを使う意味自体無くなってしまいます。

板ラチェは比較的高価なので高トルクで壊さぬ様、他に本締め用メガネレンチも必要です。

まずはセンタースタンドを掛けます。
ブレーキロックが有るなら利用すると安全です。
作業自体はは単純でサス上下のボルトを外装やマフラーの隙間からメガネレンチを使い緩め、板ラチェで外すだけ。
取り付けは逆手順です。

上側は外装で目視出来ませんし、隙間も狭いのでカンに頼った作業となります。
ネジを舐めたりせぬよう、車両整備用工具を使用しましょう。

「なんだ、板ラチェ何か無くてもいけそうじゃん」とか思った方。
殆どストロークが取れないのでネジ緩めるだけで時間がどんどん溶けていきますよ(笑)

交換するサス長が違うので、ノーマルは左右とも外し、リアタイヤ下に足を突っ込み高さ調節をしながら新しいサスを取り付ける感じになります。
何かを挟むより融通が効き、結果的に楽です。
センスタ無い方はジャッキ等で工夫して下さい。

エンデュランスサスの下のナット側は位置がシビアなのか座ぐりが甘いのかで全然ボルトが嵌らず、気が狂いそうになりました(笑)

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バラすよりは楽だったんでしょうが、結構苦労して取り付け完了。
10mm低くなりましたが、直立しちゃってサイドスタンドが使えない何て事はありませんでした。

跨ってみると、最弱でもかなりカッチリしてる感じです。

今晩は夜勤なので取り敢えず寝て、1月最終日に何処か行く予定です。