アングラ(6) | ヒロエモンのハッソーハッソー

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(5)のつづき


2015年3月、キコ・ルーレイロ(g)がメガデスに参加することに。代役としてマルセロ・バルボーザ(g)がアングラに参加。



2018年、9thアルバム「omni」を発表。

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ファビオ・リオーネ(vo)加入後2作目となる4年ぶり9枚目のアルバム。キコはバンドに籍は残っているものの、メガデスの活動が中心となり、アングラの活動にはほとんど参加できないという状態になってしまった。この新作では一部の曲で作曲者として明記されているだけのようで、キコを除いた現状のメンバーでの制作となったようだ。

本作は2046年を舞台としたコンセプトアルバムとなっており、ドラマチックな楽曲がその雰囲気を伝えてくれる。コンセプト物にありがちな大げさなSEなどはなく、純粋に曲だけを楽しむことができるのが良い。疾走感ある曲やメロディアスかつヘヴィな曲などどれもしっかりと練られ、リフの畳みかけや展開も聴きごたえがある。聴く前に抱えていたキコ不在の一抹の不安をかき消すほどの素晴らしい内容で、アーク・エネミーのアリッサを迎えた【Black Widow's Web】もアルバムのアクセントとなる曲で、新鮮な気持ちで一枚通して聴ける作品となっている。


















(7)につづく





アルバム

16 omni(2018) ★★★★★







メンバー

第7期 2015-

 ファビオ・リオーネ(vo)、ラファエル・ビッテンコート(g,vo)、

 マルセロ・バルボーサ(g)、マルセロ・バルボーザ(g)

 フェリッペ・アンドレオーリ(b)、ブルーノ・ヴァルヴェルデ(ds)