2001年3月、ジョン・メイオール&フレンズ「Along for the Ride」に参加。
3月、13thソロ「Back to the Blues」を発表。

最新テクノロジーを駆使した意欲作2作を挟んで、結局ゲイリーはまたブルースに戻ってきた。前作に伴うツアーでは完全にブルース路線だったので予想はついていたが、正直「またか」感はぬぐえない。ゲイリー曰く「ブルースは家のようなもので、時々帰りたくなる」そうで、今回はライブ感を出すためスタジオでの作業はせず、ツアーでのリハーサル・ルームに機材を持ち込んで、ほぼ一発録りに近い形で録音していった。この作業にはクリス・タンガリーディスが当たり、ツアーメンバーでもあるピート・リース(b)、ヴィク・マーティン(key)にプライマル・スクリームのダリン・ムーニイ(ds)が務めている。他にミッドナイト・ブルース・バンド時代のホーン隊ニック・ペイン(sax)、ニック・ペントロウ(sax)、フランク・ミード(sax)が参加。結局ゲイリーは、ブルースを演奏しているときが一番楽しいんだろうなと思うようになった。
2001年7月、ジャック・ブルースの「Shadows in the Air」に参加。
(25)につづく
アルバム
22 Back to the Blues(2001) ★★★
23 The Best of the Blues(2002) ベスト盤