ゲイリー・ムーア(23) | ヒロエモンのハッソーハッソー

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(22)のつづき

1999年、12thソロ「A Different Beat」を発表。
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ゲイリー・ハズバンド(ds)と組んで制作されたモダン・ミュージック路線第2弾。ファットボーイ・スリムからの影響によるビッグ・ビートを導入、クラブ系アーティストE-Zローラーズにリミックスを依頼した曲があるなど前作以上にモダンなアプローチが見受けられる。しかし、前作で不評だったギターサウンドについては、今作ではよりギターを中心とした音作りがなされて改善している。これは「After The War」(1989)のエンジニアを務めて以来、ブルース路線からBBMまでゲイリーの作品に関わってきたイアン・テイラーの手腕によるところが大きいようだ。良く聴けば、楽曲やプレイも得意のブルーズ・スタイルに戻っていることがわかる。レコーディングメンバーは他に、ロジャー・キング(key,prog)、フィル・ニコルズ(prog)。




ゲイリー・ハズバンド(ds)、ピート・リース(b)、ヴィク・マーティン(key)とモントルー・ジャズ・フェスティバルに出演。ライブだとブルース路線に戻っている。

その後のツアーではハズバンドが抜け、グラハム・ウォーカー(ds)が参加している。


(24)につづく


アルバム
20 Blood of Emeralds:The Very Best of Gary Moore Part 2(1999) ベスト盤
21 A Different Beat(1999) ★★★