ゲイリー・ムーア(8) | ヒロエモンのハッソーハッソー

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(7)のつづき

1979年、シン・リジィを脱退後、シン・リジィのサポートを務めていたマーク・ナウシーフ(ds)、元ディープ・パープルのグレン・ヒューズと活動を開始。

同年、フィル・ライノットが参加したシングル「Spanish Guitar」をリリース。

ちなみにこの年は、コージー・パウエルのソロ「Over the Top」の「Killer」に参加。


グレン・ヒューズとはうまくいかず、マーク・ナウシーフ(ds)のほか、ウィリー・ディー(b)、トニー・ニュートン(vo)とG-Forceを結成。

1980年5月、「G-Force」を発表。
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ゲイリーのハードロック魂が炸裂する名盤。いくつかポップな要素を持つ曲もあるが、【White Knuckles】では驚異の早弾きを挿入し、これまでのキャリアで一番ハードなプレイを聴かせている。【Because of Your Love】の魅力的なリフや【I Look at You】の情熱的なソロも素晴らしい。トニーのヴォーカルも伸びやかで、硬軟どちらともきちんと表現しているので、問題ないように思えるのだが・・・。




イギリスツアーを開始。

ツアー中にトニーとウィリーの力量不足にゲイリーが失望したのと、アメリカでのアルバムの発売が中止になったことから、メンバーのバンドに対する情熱が失われ、ゲイリーはバンドの解散を宣言する。



(9)につづく

アルバム
2 G-Force(1980) ★★★★★