ゲイリー・ムーア(7) | ヒロエモンのハッソーハッソー

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(6)のつづき

1978年10月、シン・リジィ、シドニーでのライブ。この模様はビデオ「Gary Moore with Thin Lizzy」として発売された。

11月からシン・リジィの新作のレコーディングを開始。

1979年4月、シン・リジィ9thアルバム「Black Rose:A Rock Legend」を発表。
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フィル・ライノット(b,vo)、スコット・ゴーハム(g)、ゲイリー・ムーア(g)、ブライアン・ダウニー(ds)のメンバーで制作。シン・リジィの代表作にしてロック史に残る名盤。ゲイリーは曲作りでも参加し、3曲でクレジットされている。ラブ・ソングの【Sarah】ではフュージョン風のソロを挿入し、【Black Rose:A Rock Legend】はアイリッシュのトラッド・ソングをアレンジした見事な構成。ライノットの重厚なベースと艶やかで男気のあるヴォーカルがこのバンドの特色だが、ゲイリーが全曲で参加したことで表現に幅が生まれ、凄みも伴っている。やはりゲイリーは素晴らしい。






7月、アメリカツアー中にゲイリーがグループを離脱。メンバーのアルコールやドラッグ漬けのライフスタイルに嫌気がさしたと言われている。


(8)につづく