1972年、2nd「Where the Groupies Killed the Blues」を発表。

前作と同じメンバーで制作されたが、音楽性が変化し一気にプログレ化。勢いのある【Hobo】は先行シングルでリリースされていたもので、他は割と長い曲が多い。ギタリスト作でありながらイントロのピアノの調べが印象的で、次第にサイケ風に展開する【Rose on the Vine】は8分越え、ドラマチックで弦楽器も導入した【Mother】は7分越えだ。それにしてもジョン・ロートンの声量のあるハイトーン・ヴォーカルは素晴らしい。ハードロックとしての説得力を高めている。
聴きごたえがありプログレ好きにはたまらない内容だ。ちなみに再発盤は曲順を変えてリリースされた。
(4)につづく
アルバム
2 Where the Groupies Killed the Blues(1972) ★★★★★