1973年、シングル「Our World Is a Rock'n' Roll Band」をリリース。
同年、先行シングル「Rock 'n' Roll Singer」をリリース。
同年、3rd「I'm Just a Rock'n' Roll Singer」を発表。

前作はゴリゴリのプログレだったが、今作はロックン・ロールに変化。この変わりようは凄い。しかし彼らのこと、普通のロックン・ロールはやらない。ハードロックバンドとしての基本線をいったん無しにして曲ごとに改めて音を組み直したような感じで、ギター主導かと思いきやAOR風に変化したりブラック・コンテンポラリーの要素もあり、ブラスの導入、ピアノとシンセサイザーを同時に存在させたりと様々な楽器を自在に操り組み立てている。このレベルの高さは驚異的だ。唯一難点を挙げるとすればこのジャケ。間違ってもジャケ買いは絶対しないだろう。
ちなみに、シングル【Our World Is a Rock'n' Roll Band】はアルバム未収録。同じテーマと思われるのだが、なぜか収録はされなかった。
(5)につづく
アルバム
3 I'm Just a Rock'n' Roll Singer(1973) ★★★★★