坂本龍一(11) | ヒロエモンのハッソーハッソー

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聴いてる音楽、プロレス観戦、美術展など

(10)のつづき

1987~88年、映画「ラストエンペラー」が公開。坂本はデヴィット・バーンらとともに音楽を担当。のちにアカデミー賞作曲賞を受賞する。

The Last Emperor - Theme



4月9~10日、東京交響楽団と「Sakamoto Plays Sakamoto」コンサートを開催。この模様は12月に「Playing The Orchestra」としてリリースされた。




同年は、パール兄弟の「地上げ屋ストンプ」を作曲。


1989年4月に発売された、矢野顕子のアルバム「WELCOME BACK」を共同プロデュース。


7月、シングル「アンドゥ#1」をリリース。

アンドゥ#1



9月、ベスト盤「グルッポ・ムジカーレ」をリリース。


映画「ブラックレイン」に「JAZZ #1」が使用される。


11月、9thアルバム「ビューティ」を発表。
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ブライアン・ウィルソン、ロビー・ロバートソン、ロバート・ワイアット、ユッスー・ンドゥール、アート・リンゼイら豪華ゲストを迎えて制作。「JAZZ #1」に歌を入れた【CALLING FROM TOKYO】、「アンドゥ」にギターと歌を入れた【AMORE】のほか、沖縄民謡の【安里屋ユンタ】【ちんさぐの花】、ローリングストーンズの【WE LOVE YOU】など半数近くをカヴァーが占める内容。前作同様世界マーケットを視野に入れて制作された。沖縄のイメージが強くなったが、他のワールドミュージックも合わせてエレクトロで味付けをしたこの時期ならではの音楽。

AMORE


DIABARAM



この年、日産セドリックの販促用に「FLOATING ALONG」を制作。

FLOATING ALONG



1990年には「Beauty Tour 90」を行っている。




(12)につづく


アルバム
18 ラストエンペラー(1988) サントラ
19 Playing The Orchestra(1988) ライヴ盤
20 グルッポ・ムジカーレ(1989) ベスト盤
21 ビューティ(1989) ★★★★