坂本龍一(6) | ヒロエモンのハッソーハッソー

ヒロエモンのハッソーハッソー

聴いてる音楽、プロレス観戦、美術展など

(5)のつづき

1982年、前川清の「雪列車」をプロデュース。


1983年4月、郷ひろみ「比呂魅卿の犯罪」をサウンドプロデュース。


5月、坂本が出演、音楽を担当した映画「戦場のメリークリスマス」が公開。メインテーマ「Merry Christmas Mr.Lawrence」はアカデミー賞の作曲賞を受賞。
イメージ 1

Merry Christmas Mr.Lawrence



6月、土屋昌巳のアルバム「RICE MUSIC」に参加。

KAFKA



7月、戦メリのサントラに収録された、デヴィッド・シルヴィアンとのコラボ「Forbidden Colours」をシングルリリース。

Forbidden Colours



9月、飯島真理「Rose」をプロデュース。


12月、4thアルバム「コーダ」を発表。
イメージ 2

戦メリの曲をピアノで演奏したもので、同年発売されていたカセットブック「Avec Piano」収録曲に2曲追加したもの。そのうちの一曲【Japan】はデヴィッド・シルヴィアンが在籍したグループ「ジャパン」を想起させる流麗なメロディの秀逸な出来。ピアノ演奏物は近年よく行われているが、当時は初めての試みで新鮮だった。坂本の演奏は硬質でダイナミック。装飾を排し骨格が現れるようなシンプルな構成に新しい曲の魅力がにじみ出る。

Merry Christmas Mr. Lawrence



同年は他にも様々な活動をしている。TACOとのコラボで「な・い・し・ょのエンペラーマジック」を発表。

な・い・し・ょのエンペラーマジック



「だいじょぶマイフレンド」のサントラに収録された「ドアーズのテーマ」




作曲だけでもビートたけし「TAKESHIの、たかをくくろうか」、藤真利子「上海・夢の港町」「SO LONG」、「なるほど!ザ・ワールド」のエンディングテーマ「もしもタヌキが世界にいたら」などを提供している。

ホント、どこにそんな時間があったのかと思うほど多作で多彩な活動だ。


(7)につづく


アルバム
8 戦場のメリークリスマス サウンドトラック(1983) サウンドトラック
9 フェイヴァリット・ヴィジョンズ(1983) コンピレーション盤
10 コーダ(1983) ★★★★