デヴィッド・ボウイ(21)-ティン・マシーン(1) | ヒロエモンのハッソーハッソー

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(20)のつづき

1988年、ボウイは、リーヴス・ガブレルス(g)、トニー・セイルス(b)、ハント・セイルス(ds)のメンバーでロック・バンド「ティン・マシーン」を結成。

1989年5月に1st「Tin Machine」を発表。
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セイルス兄弟はトッド・ラングレンやイギー・ポップと一緒にやっていたリズム隊。ガブレルスはこのあとボウイの右腕として活躍する人物(最近ではザ・キュアーに参加した模様)と、実力者揃いのメンツ。ここでのボウイは、あくまでもバンドの一員としてのスタンスで、このバンドでは昔の曲を演奏しないと宣言、ファンを困惑させた。
ここからは【Under the God】【Heaven's in Here】【Tin Machine】【Prisoner of Love】と続々とシングルカットされた。曲自体はブルーステイストのロックで、激しくブルージイでメロウな部分もあり、なかなかの出来だと思う。しかし評論家からは芳しい評価をもらえずネガティブなイメージを払拭できなかった。ツアーは6月中旬から7月上旬まで小規模な会場を回っている。


Under the God


Heaven's in Here


Tin Machine


Prisoner of Love



1990年3月から9月まで、結局ボウイはソロ名義でサウンド+ヴィジョン・ツアーを行った。メンバーはエイドリアン・ブリュー(g)、エルダル・キジルケイ(b)、リック・フォックス(key)、マイケル・ホッジズ(ds)。過去のヒット曲を盛り込んだステージでこちらは大好評で迎えられた。





アルバム
ティン・マシーン
1 Tin Machine(1989) ★★★★

デヴィッド・ボウイ
28 Sound + Vision(1989) BOX