(21)-(1)のつづき
1990年3月、シングル「Fame '90」をリリース。
1991年8月、ティン・マシーン次作からの先行シングル「You Belong in Rock n' Roll」をリリース。
9月、ティン・マシーンの2nd「Tin Machine II」を発表。
前作よりもブルース色が薄まりハードロック系にシフト、メロディアスかつスリリングな内容となっている。しかしセールスも悪く世間的にはほとんど評判にならなかったのが残念。タイトなリズムでガブレルスがギターを弾きまくりなかなか良いアルバムだと思うのだが・・・。このアルバムからは【Baby Universal】【One Shot】がシングルカットされた。
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前作よりもブルース色が薄まりハードロック系にシフト、メロディアスかつスリリングな内容となっている。しかしセールスも悪く世間的にはほとんど評判にならなかったのが残念。タイトなリズムでガブレルスがギターを弾きまくりなかなか良いアルバムだと思うのだが・・・。このアルバムからは【Baby Universal】【One Shot】がシングルカットされた。
Baby Universal
One Shot
バンドは8月から翌年2月17日の日本武道館まで、イッツ・マイ・ライフ・ツアーを行った。このツアーの模様はライヴアルバム「tin machine live oy vey,baby」に収録されている。
ティン・マシーンは次作の構想はあったものの、このまま自然消滅してしまった。この時期は多くのファンに素通りされてしまっているのだが、改めて聴き直してみるとなかなかの出来で、このまま再評価されないようではもったいないと思う。ライヴで昔の曲をやらなかったのが多くのファンにそっぽを向かれた原因と思われるが、個人的には良い判断だったと思う。せっかくバンドを組んだのに実際のステージは昔のヒット曲だらけというのではバンドを組んだ意味がないからだ。ボウイがやりたいことと、世間の求めるものとのギャップが最後まで払拭できなかったこと、バンドの実力、ロックバンドとしてのカッコ良さがうまく伝わらなかったこともあるかもしれない。イメージ戦略も含めてのPR不足と、新たな話題を提供出来なかったことも原因の一つだろう。例えばミック・ロンソンなどネームバリューのあるゲストがツアーに参加できればもっと話題になったはずだ。当時ロンソンは健康状態に問題があったようなのでツアーは無理だったかもしれないが・・・。
(23)につづく
アルバム
ティン・マシーン
2 Tin Machine II(1991) ★★★★
3 tin machine live oy vey,baby(1992) ライヴ盤
ティン・マシーン
2 Tin Machine II(1991) ★★★★
3 tin machine live oy vey,baby(1992) ライヴ盤
