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(5)のつづき

1996年、「Predator」を発表。
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ドラムスに元ダム・ヤンキーズのマイケル・カーテロンを迎えて制作された再結成第3弾は、基本的に前作「Death Row」の流れをくむモダン&ヘヴィ路線であるが、ギターにメロディアスなフレーズが復活し充実した作品に仕上がっている。特に【Crossroads】はピーター・バルテスとウドが交互にヴォーカルをとることで新鮮に聞こえ、カッコイイリフにメロディアスなフレーズが登場するイチオシの曲だ。他にもメロディアスなリフに中間部の展開が盛り上がる【Hard Attack】、ライナーノーツの「ウルフ・ホフマン、ニューアルバムを語る」で「『ラン・スルー・ザ・ナイト』に関しては、何と言ったらいいかわからない。あまり言うことはないな」とスルーされてしまったが、憂いを帯びたリフがたまらない【Run Through The Night】など、個人的に気に入った曲が多い。

そのため、個人的にこのアルバムはかなり好きなのだが、残念ながら多くのファンの間での評判は芳しくないようだ。そのためもあって、ほとんど話題に上ることもなく、2度目の解散をしてしまう。


Crossroads


Hard Attack


Run Through The Night



解散後、ウドとステファン・カウフマンはUDOを再結成していたが、2005年、ウド、ウルフ、ハーマン・フランク、ピーター、ステファン・シュヴァルツマンのメンバーで再々結成し、ツアーを行った。


(7)につづく



アルバム
11 Predator (1996) ★★★★
12 All Areas - Worldwide Live (1997) ライブ盤



メンバー
第7期 1996
 ウド・ダークシュナイダー(vo)、ウルフ・ホフマン(g)、ピーター・バルテス(b,vo)、
 マイケル・カーテロン(ds)

第8期 2005
 ウド・ダークシュナイダー(vo)、ウルフ・ホフマン(g)、ハーマン・フランク(g)、
 ピーター・バルテス(b)、ステファン・シュヴァルツマン(ds)