ゴキちゃんの思い出2 | ヒロエモンのハッソーハッソー

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聴いてる音楽、プロレス観戦、美術展など

自分の部屋は和室で壁は「砂壁」っていうんでしょうか、そこによくゴキちゃんが出ました。


自分の部屋でまったりとしていると、視界に黒いものが・・・。
その瞬間から緊張感が走り、心臓はドキドキ。


うわ~真っ黒だよ、しかもデカイ・・・


雑誌を丸めて叩くのが一番いいのですが、高いところにいると外れてしまうことがよくありました。
そうするとカサカサとすぐに隠れてしまいます。

ジャストミートしたとしても、ゴキちゃんが落ちてくるので恐ろしいです。
しかも落ちてすぐだとまだゴキちゃんが元気なのですぐに逃げようとします。
そこへとどめの一撃を浴びせます。

そんな生活が夏の間続くのです。
まさにゴルゴ13みたいに常に緊張感を持って暮らしていました。



あるときかなり高いところにゴキちゃんを発見しました。

ジャンプしても外してしまうと思ったので、殺虫剤をシューっとかけました。
そうしたらゴキちゃんがバタバタと羽をはばたかせながらコッチに向かって飛んできたのです!


ゴキちゃんが飛ぶところを初めて見ました。


まさに自分の目の前に向かってまっすぐに飛んできます。


その時自分の手には雑誌が握られていました。
それを手に取り目の前に飛んできたゴキちゃんめがけて、

メーン!!


と剣道みたいにバシッと振り下ろすとまさにジャストミート!

ゴキちゃんは畳の上でピクピク・・・


まさに事なきをえました。


あれがもし外れていたらと思うと・・・顔面に・・・ギャー!


ある時もっと恐ろしいことがあったのです。
今思い出しても鳥肌が立つことが・・・

それは次の機会に。

(つづく)