プロレスリングNOAH「Winter Navigation’07最終戦 小橋健太復帰戦」 | ヒロエモンのハッソーハッソー

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昨日はプロレスリングNOAH「Winter Navigation’07最終戦 小橋健太復帰戦」日本武道館大会を観戦しました。


チケットは即売り切れ、立ち見席も販売されるなど、文字通り超満員札止め。
午後5時開始の第1試合からもう2階席の一番上までびっしりと人で埋め尽くされていました。


自分にとってノアは1年ちょっとぶり。「丸藤 VS KENTA」戦以来です。

セミまではいつものカードが並んでいたので、たんたんと試合が進むと思っていましたが、
どの試合も熱く、いい試合が続きました。

「ノアってこんなに面白かったんだ」と改めて感じました。


絶対王者とまで言われ、無敵の快進撃を続けていた小橋選手が、腎臓がんであることを告白したのは昨年のこと。

手術で腎臓を1個取り、リハビリの日々を送ってきた小橋。
もちろんプロレスラーが腎臓がんから復帰したことは今までありません。

一般人でさえ、がんを克服することは大変なこと。
なのに小橋選手はリング復帰を目指してトレーニングを積んできました。


復帰戦のカードは「三沢光晴&秋山準 VS 高山善廣&小橋健太」。


大小橋コールのなか、入場してきた小橋。
選手コールで紫の紙テープが舞います。
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三沢、秋山への逆水平チョップ
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序盤は、相手の攻撃に苦しみ、動きが止まってしまう場面もありました。

しかし、それでも全盛期を思わせるような技を繰り出します。
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しかし、最後は三沢の雪崩式エメラルド・フロウジョンで3カウントを聞きました。
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試合後に4人で観客に応えるシーン。
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今後は、まだ再発の可能性があることや、体の負担なども考慮して、スポット参戦の可能性が高いでしょう。



自分は極真空手の百人組手を思い出しました。

今まで一部の人しか達成していない百人組手は、身体的にもかなり過酷なものがありますが、
相手の打撃を繰り返し貰うことで、自分の血液がにごり、腎臓が処理しきれなくなって、組手が終ったあとは必ず入院するといいます。

小橋選手は腎臓が1個ないのです。
試合後のダメージに不安が残ります。


これからは、決して無理はしないで、どんな形であれ小橋らしさを貫いてほしいと思いました。