特撮ー死ぬシーン | ヒロエモンのハッソーハッソー

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特撮に限らないが、人が死ぬシーンって昔はリアルだったね。

仮面ライダーだと怪人に毒液を吹きかけられて、ぶくぶく泡になって死んでいくシーンが多かった。
・・・その怪人をライダーが倒して、めでたしめでたしだったんだから凄いけど。

そう!昔のライダーは必ず最初、人が「うわー!」と殺されるシーンがあった。
血が流れるシーンもよくあった。

しかし、最近の特撮物は人が死んでも血がでるどころか、いつのまにか消えてしまうのだ。
死んだ人が消える・・・これってゲームだよ。

怪我で済んだとしても、傷口から血が出ている事はない。
そのため、「うわー、かわいそうだな」とか「ひどい事をされたな」など感じることがなくなった。
放送基準ってのも変わったからだと思うが、そのため登場人物に感情移入できないのだ。

昔は、肉親を殺され残された子どもが頑張って生き抜くドラマもあった。

全部昔はよかったなどとは思わない。
昔の特撮で「スペクトルマン」というのがあった。
そこでは子どもが死ぬシーンがある。
普通、そうなる前に助けるものだが、もしそうなってもその子の親に知らせようとか思うはず。
それなのに死んだ子どもを抱いて野原で叫ぶ主人公。そこでドラマが終わるのだ。

子ども番組で子どもが死んだらいけないよ。