目標達成方法 目標を書く必要性 | キャリアコンサルタント福井祐平の『What's人財』

キャリアコンサルタント福井祐平の『What's人財』

企業や社会が求める『What's人財』をテーマに、キャリアコンサルタント福井祐平の視点で書いています。


私自身、以前より目標に対する達成意欲を持続させる方法はないか、考えていました。



目標を達成する方法について検索すると、「目標を書き出すことが良い」と出てきます。ワタミ株式会社の渡邉美樹会長も「夢に日付を!」というタイトルで手帳に目標を書く本を出版しています。



ではなぜ、目標を書くことで夢や目標を達成することができるのか。本日、確信を持てる理由を発見することができました。



脳科学者の茂木健一郎さんは、夢や目標を実現させる方法の1つとして、それらを書き出すことについて脳の仕組みを元に解説しています。



脳は、過去や未来という感覚はなく現在しかないそうです。人間が過去や未来を想像できるのは、「言葉」を持っているからだそうです。



脳は、未来を表す言葉を使っていても、脳は「現在」で起こっていることとして認識するので、未来の夢も実現したこととして認識するそうです。



夢や目標を書くことで、現在の自分の願いを未来の自分の姿として脳に送り届けることができます。



そうすると、脳の快楽物質ドーパミンが放出され、脳がやる気を出し、実現のためのアクションプランが浮かび、、アクションプランをひとつひとつこなしていくとさらにドーパミンが放出されてやる気がでる、というサイクルに入り、夢や目標が実現されていくそうです。



私は、転職希望者に必ず応募する企業の志望動機を書いてもらうようにしています。志望動機を書くことで、入社後の働くイメージを持ってもらい、面接時に志望動機をスムーズに答えられるようにするためです。



また、書いてもらった志望動機は必ずチェックし、本人の求人に対する認識と実際の業務とにズレがないか確認しています。認識がずれていた場合は、再度本人に求人の説明をして応募の意思を再確認するようにしています。



私もさっそく、目標を手帳に書いて実践したいと思います。

福井祐平



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