若年層の失業について 労働力調査 | キャリアコンサルタント福井祐平の『What's人財』

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企業や社会が求める『What's人財』をテーマに、キャリアコンサルタント福井祐平の視点で書いています。


総務省が2013年2月に発表した平成24年度の労働力調査によると、完全失業率は 4.3%で前年に比べ 0.3 ポイント低下しました。



しかし、世代別にみると男女共に 15~24 歳が最も失業率が高く、男 性は 8.7%、女性は 7.5%という結果でした。15~24歳の失業者数は42万人で前年度より2万人の減少、 25~34 歳は 69 万人で5万人の減少となりました。
 


文部科学省が発表した就職内定調査結果では、2013年3月卒業者予定者の12月1月時点での内定率は、75.0%となっています。



これから世界中の企業と競っていく環境の中で、社会人の基礎となる若い時期に働くことができないことは大変な損失です。



私も未経験採用の求人も取り扱っていますが、学歴が指定されていたり、新卒で就職していない人は書類選考で通らない企業もあります。



そんな中、新卒、第二新卒学生を対象とした「研修+就職支援」サービスを提供している会社も増えてきました。



スマートフォンアプリ開発の養成講座を行っているジークラウド株式会社では、人材サービス会社のソフトバンク・ヒューマンキャピタルと連携し、就職・転職活動を支援し、就職できない場合には受講料を全額返金する制度を導入しています。



新卒採用で就職できなかった場合、こういった「研修+就職支援」サービスの会社を利用するのも1つの手段だと思います。



入りたい会社視点で就職活動することも大切ですが、どういうスキルを身につけながら働きたいかという視点でも考えながら、就職活動方法を選択することをおすすめします。

福井祐平



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