人財に学ぶ モハメド・アリ | キャリアコンサルタント福井祐平の『What's人財』

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企業や社会が求める『What's人財』をテーマに、キャリアコンサルタント福井祐平の視点で書いています。


モハメド・アリ(1942年~)は、アメリカ合衆国の元ボクサーです。1960年のローマオリンピックで級金メダルを獲得。プロ転向後も無敗で世界ヘビー級王座を獲得し、通算19度の防衛を果たしました。また、人種差別と戦い、ベトナム戦争の徴兵拒否など社会的にも多くの注目を集めた人物です。



モハメド・アリは、「人は世界一のゴミ収集人になれる。世界一のモデルにだってなれる。たとえ何をやろうと、それが世界一なら何も問題はない。」という言葉を残しています。



インターネットが発達する前は、物を売るのしても質よりも量が重視されていました。しかし、現在では誰しもが簡単に1位を検索できるようになりました。



現在では、サービスも物も1位を求めるようになってきました。世界一は、それだけで信用になります。



世界一は、競争人数がどんなに少なくても世界一と名乗ることができます。私は、おそらく日本の電子書籍業界の会社に、世界で一番求職者を転職させているキャリアコンサルタントです。



実際は、日本の電子書籍業界の会社は数えるほどしかなく、また転職者自体の人数もそこまで多くありません。



私は、世界一になるために電子書籍業界の会社を全て調べ、ビックサイトの展示会にも見に行き、業界で働く人から情報収集しています。



就職の際にも、何かの分野で世界一の人は、その業界でのその人の影響力は大きいです。



しかし、誰しもが世界一のスキルを持っている訳ではないと思いますが、伝え方によって職務経歴書や自己PRで一番と書ける方法があります。



自分がアピールしたい点を何と比較して書くかです。私はテレアポは得意ですが、おそらく世界一ではありませんが、社内では一番です。そうすると、職務経歴書に「新規テレアポ社内一位」と書くことができます。



私が職務経歴書でよく見る一位の書き方の例としては、「東日本エリア1位」、「新人受賞」、「社長賞受賞」、「月間営業成績1位」などがあります。



事務的な職種でも、「データの入力スピードは社内一」とか「経理知識では社内一の存在として活躍」などのように書いている方がいます。



世界一を目指して努力する過程は今後のよい経験にもなり、世界一になると自分にも自信がつくと思います。



モハメド・アリのように世界一を目指して努力することも、良いかもしれませんね。

福井祐平



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