ナポレオン・ボナパルト(1769~1821年)は、フランスの軍人、政治家としてフランス革命後の混乱を収拾し、フランス第一帝政の皇帝になった方です。「余の辞書に不可能という文字はない。」という言葉でも有名な方です。
ナポレオンは、その他にも「優れた能力も機会を捉えられなければ、 役には立たない。」という言葉を残しています。
就職や転職にも必ずタイミングがあります。自分が希望している仕事や入社したいと思っている会社が、いつも採用活動をしているとは限りません。
また、求人の年齢制限を超えてしまっていたり、体力面や家族環境などの理由により応募できない場合も出てきます。
ナポレオンの言葉通り、どんなに求人の条件にぴったりな方で優秀な方でもタイミングを逃してしまったら、転職することはできません。
私に相談に来た転職希望者も、求人に応募するかどうか何日か検討しているときに応募が締め切られてしまったことが何度もあります。
しかし、なんでもかんでも応募していいものかといえばそうでもありません。志望動機があやふやな状態だと、面接で不採用になる確率が高くなります。また、一度不採用になった企業は二度と応募できない場合がほとんどです。
応募するかどうかで悩んで決断できない時は、その会社のことを徹底的に調べること、また自分のキャリア形成について再度理解することをおすすめします。
会社の事業内容や業界でのポジションは、求人を紹介してくれたキャリアコンサルタントやインターネットから、ある程度情報を仕入れることができます。
会社の理念や社風が自分に合うかどうかは、面接で直接自分で感じることが一番納得できると思います。
自分のキャリア形成について再確認するときは、前職の退職理由や転職活動の理由、5年後、10年後のキャリアプラン、希望条件の優先度合いを見直していくと再認識出来ると思います。
ナポレオンは、「じっくり考えろ。しかし、行動する時が来たなら、考えるのをやめて、進め。」という言葉も残しています。
人生にはご縁もありますが、自身でタイミングを逃さないようにしょう。
福井祐平
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