人財に学ぶ マザー・テレサ | キャリアコンサルタント福井祐平の『What's人財』

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企業や社会が求める『What's人財』をテーマに、キャリアコンサルタント福井祐平の視点で書いています。


マザー・テレサ(1910~1997年)は、修道会「神の愛の宣教者会」の創立者です。「もっとも貧しい人々のために働くこと」を使命とする活動内容は高く評価され、世界各国から数々の賞を受賞し、1979年にはノーベル平和賞を受賞しています。



マザー・テレサは、「愛の反対は憎しみではなく無関心です。」という言葉を残しています。



私に相談にくる方にも、自分のことをきちんと評価くれる会社への転職を希望される方がいます。



会社は、社員には給与や役職で評価します。



ただ社員全員が給与や役職の評価を求めているわけではありません。自分の仕事ぶりを周りが理解してくれているかどうか、成果が出た時に褒めてくれるかどうかを求めている方もいます。



もし自分がきちんと評価してほしい会社に転職したいと思ったときは、どういうところを自分は評価してほしいのか、再認識したほうがよいでしょう。



正直、入社前に人事評価制度を確認することは難しいです。



成果に対しての給与で評価してくれる会社かどうか判断できる点としては、年間の昇給頻度、インセンティブ制度があるかどうかを確認するか、勤続年数や年齢ごとに提示している年収例を確認することをおすすめします。しかし、年収例についてはトップセールスマンの数字の場合が多いので参考程度にしたほうがよいでしょう。



役職については、こちらも年齢ごとに提示している情報を参考にしましょう。また、会社の設立年数や社員の平均年齢が若いと、それだけ早くに役職につける可能性が高いことが予測出来ると思います。



私が担当している企業にも、昇給頻度が年に12回ある会社があります。リーダー職の平均年齢が、26歳の会社もあります。



私が担当していた派遣社員として働いていた方は、自分の発言権で評価して欲しいという思いから、正社員に転職された方もいます。



人事評価制度は会社によって様々で、また会社の業績にも影響します。評価というものは必ずしも良い評価だけではありません。評価を真摯に受け止めて、今後のキャリア形成を考えていくとよいでしょう。

福井祐平



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