上図は、内田恵太郎(1943)「魚類の生活史概説.海洋の科学,3(10): 427-435」において、「第1図 胎生魚メバルの胎内の卵・胎仔及び産まれた後の発育期」として載せられたスケッチ(下図)の鮮明版である。
これらの図(写真として)は、私のかつての上司Fさんから譲り受けた稚魚関連資料中にあった。
恐らく、水産庁の対馬暖流開発調査関連で内田先生のところに仔稚魚の同定研修に行かれた際に入手されたもの(学会発表資料を複写?)と推察される。
この一連の発育シリーズは、黒色素胞の分布パターンや斑紋から、シロメバルと思われる。
以下、上図を並び変えたもの。
●参照
内田恵太郎 著『稚魚を求めて- ある研究自叙伝』の目次など(備忘録として:その2)
https://ameblo.jp/husakasago/entry-12548296402.html