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神通峡ふるさと創生物語ブログ1:「神通峡かいわいの昔話」・「集落ガイド」・「神通峡のわらべ歌」・「神通峡民話物語」等

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『猪谷の史跡・見学ポイント』

 

5 常虹の滝(P7)

 


 猪谷川の下流、国道四一号線から四百mほど入った所に見事な滝がある。滝は、大小合わせて四本。その内の一つが、常虹の滝(とこにじのたき)と呼ばれている。天気がよい午前中、この滝の裾野に美しい虹が架かることから、「常虹の滝」と名前が付いた。
 階段を下りると、大きな滝が目の前に迫って来る。轟々と流れ落ちる滝の音が、身体に伝わって来て、迫力満点である。
 この滝には、「その昔、この辺りは、蛇歯見ケ池という大きな池であったが、池の主の大蛇が昇天する際に暴風となり、池が氾濫崩壊して、そこに数条の滝ができた」という伝説が伝わっている。
「細入村史」

『猪谷の史跡・見学ポイント』

 

4 百衣観音(P7)

 

 
 常虹の滝の横に観音堂があり、白衣観音座像が安置されている。三十三観音の一つとされ、息災延命や安産、育児などの祈願の本尊である。
 そのすぐ下には、不動明王が祀られている。毎年八月下旬の土曜日には、お不動祭りが行われる。
「細入村史」

『猪谷の史跡・見学ポイント』

 

 猪谷川河岸公園(P6)

 


 猪谷川に架かる鉄橋を普通列車が渡って行く。列車からは、この川の少し上流にある常虹の滝も眺めることができる。
 鉄橋の下には、駐車場やバーベキュー施設・トイレなどが設けられ、小さな公園になっているが、現在は、閉鎖されている。
 川原は、自然の岩石を使って敷き詰められ、子どもが水遊びを楽しむことができるように工夫されている。常虹の滝まで行くことができる遊歩道は、落石の危険があるため閉鎖されている。
「細入村史」参照

『猪谷の史跡・見学ポイント』

 

2 砂場集落の地蔵様(P5)

 

   
 猪谷から片掛に向かう途中に、今は廃村になり、建物は何一つ残っていないが、砂場集落があった。
 昭和十五年(一九四〇)一月二十九日、雪が四日間降り続き、県下各地で積雪は三メートル前後に達し、笹津では四百四十センチという豪雪になった。全てのものが新雪で覆い尽くされた中、午前十一時半頃、洞山から表層雪崩が発生し、高山線と砂場集落を襲った。
 鉄橋や橋梁、五軒あった集落の二軒を飛ばした。二軒の内一軒は、対岸まで押し出された。七名の命が奪われ、高山線は約十日間、不通になった。
 難を逃れた三軒は、猪谷へ転居し、砂場集落はなくなった。その後、防雪林や防護柵など鉄道林を多くして、事故防止を図っている。国道脇にある地蔵様は、その跡に建てられたものである。    
「細入村史」

『猪谷の史跡・見学ポイント』

 

1 一本木の村境の碑(P4)

 

 

 国道脇の猪谷と片掛の村境に、昔大きなケヤキの木が一本植わっていた。ここは地名を一本木といい、猪谷と片掛の境界を示す大切な木であった。
 戦後、物資不足でケヤキの木が高値で売買されており、境界の土地を有する両方の地主が相談し、高岡の材木商に売るため伐採してしまった。両村としては大切な目印であったため、新たな目印が必要となり、相談の結果、境界に永久的に残る石柱を建てることになった。費用は両地主負担で「村境」と彫った大きな石柱が建立された。
「細入村史」