尊敬する竹内均氏が、ある著書のなかで、「とにかく書きためる」ということを言っています。
時間が15分しかないのならば、その時間にちょこちょこと、書いておく。その細かな「書きためた」原稿がたまりにたまって、彼の大部分の著作になっているとか。
ニュートンの編集長を勤め上げた人ですからね。
地道にこつこつ、書きためるという行為に、私は今から15年前ごろに感銘したのです。
それから、いろいろ、ブログに書いた事を印刷しては自分で読んでは、あれとこれ、それとあれ、とか言いながら、関連する記事などをひとつにまとめあげていく作業は楽しいものですね。
何もないところからドーンとつくるのではなくて、ある素材の組み合わせで、新しいものをつくりだしていくという現実的で、天才でもない人でも、続けさえすれば、一冊の本が書けるというわけです。
というわけで、私も、過去記事にあれこれ、付け加えたり、削ったり、ふくらましたり、しながら、自分の今書きたいことに、近づけて行く努力を少しずつしているつもりです。
なんせ、時間的には、ブログを書く時間は、たぶん、毎日に30分もとれるかどうかという、感じなんで、細切れの時間を大切にしたいものです。
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人は見かけによりません。
見かけで接するとだまされたりもします。^^
レッサーパンダとジャイアントパンダが、同じ、パンダとついているのは「見かけ」だけで、研究者が同じ「種」なんだろうときめつけていたから。
それが、21世紀の遺伝科学の発達で、ジャイアントパンダの方は、「クマ科」と断定されたらしいです。
断定。
ちょいと、夢がなくなって、つまらないですが、これはもう間違いない事実。
いくら見た目が似ていても、まるで、違う動物だった。・・・
私の好きなサイモンとガーファンクルの「コンドルは飛んで行く」という名曲がありますが、コンドルとタカとワシ、似ていますが、これも、実際遺伝子を調べてみると、まったくの別の種。
コンドルは、コウノトリ科らしいです。^^