題名「まなざし」
油彩
imagemusic the shadow
どんな美しい女であろうと、朝晩一緒に顔を突き合わせていたら気に入らない点が出てきて嫌になる。これは逆の場合でも同じでしょう。それは男女共にしても家庭内離婚のように中途半端な状態になる。
要するに、遠くに離れて暮らしていてて、たまにお互いの家に行き来するようにすれば、長年たっても二人の仲は切れることがないであろう。不意に訪れて寝泊まりなんかをすれば、二人ともに新鮮な気分を味わえること間違いなしである。
-徒然草より
というか。
二人でいても、一人を感じ人があはれを知る人だと思う。
息子から電話があり、「パパ 僕は一生 結婚しないよ」というので、笑った。
26歳の年で、もう女性に飽きてしまったのか、知らないけれど、「うん、好きなようにしなさい」とだけ、電話で言っておきました。
人生いろいろ。男女いろいろ。おかまもいろいろ。
佐藤愛子さんが、昔「どんなに苦労をしてもそれが顔に出るようじゃ甘いわ」と書いていたのを読んで、納得。
古典を読みなさいと書いてあり納得。
長い年月にさらされて、普遍の世界へ到達する本は数冊に過ぎないと思います。
現代語訳を読んでから、古典原文を読むのが良いと思います。。
外国の人は、その意味では、源氏物語を英文で普通に読めるわけですね。
でも、日本には世界に誇る漫画がありますから、「あさきゆめみし」大和和紀は最高です。
瀬戸内晴美に言わせると、細かなところまで手を抜かず、現場に行っては、スケッチをして、着物の考証をチェックしたと言います。さすがはプロです。
お天道様に感謝。