人は不思議にも、その人の環境や友達、読んだ本や、見た映画、仕事などの経験、その他あらゆる経験から、意識や脳を形成しているので、一人一人、全く、違う考え方を持っていて、面白い。
みんな、同じ考えかただったら、人生はつまらないだろうし。
私の場合は、大学の頃から、バス代をケチって、歩きで、菅田町の猿渡というバス停から、神奈川大学まで、毎日通った。およそ、一時間半くらいか。
学食で、120円の神大ランチを食べて、そのまま、横浜まで、また歩きで、電車代をケチる。
さすがに桜木町までは歩かずに、横浜まで、約二時間くらいか。
若い18歳の頃だから、全く苦にならないというか、楽しくてしょうがなかった。桜木町の「ダウビート」「ちぐさ」「りんでん」と、jazz喫茶のはしごをするのが唯一の贅沢。
昼のランチを抜いても、jazz喫茶のコーヒー。
そして、ハイライト。あるいは、カンピースを持ち歩いていた。
今も、年齢は経ても、当時のことははっきり覚えているし、当時の気持ちのまま。体はボロボロでも、心は10代なのです。精神年齢ですが。がハハ
全て往復なので、毎日、五時間から六時間くらいは歩いたことになるなあ。懐かしい。
それが今に続いているわけで、その快感が、脳にインプットされているので、散歩が楽しいのだと思う。
普段、運動していない人がいきなり、一時間も歩くと、60歳すぎた人ならば、腰をやられるだろうと思う。