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画家KIYOTOの病的記録・備忘録ブログ
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確かに、ウッドストックは私にすごい影響を与えた。ジョブスも、一時は、ヒッピーの時もあり、鈴木大拙のところへ学んでいました。
ジャニスや、ジミヘン、テンイヤーズアフター、そんなロックも懐かしい。


しかし。

でも、67才になり、人生という言葉を使用しても不自然ではない歳になると、村上春樹の「遠い太鼓」というエッセーとしては、単に、奥さんとギリシアあたりを回って旅をしながら、「ノルウェイの森」を書いたという本を連想する。彼はノーベル賞を意識してから、三島由紀夫の春の雪を読み始めたとも・・・・←あくまでも私の個人的な情報です。どの本に書いてあったか、忘れました。

日本人は無意識の神道。
葬式仏教。
みんな普段は死のことや神様のことなど考えることもない。
しかしながら、明治神宮に正月に初詣する人数はローマ教皇に詣でする人数をはるかに超えています。
無意識神道は、自然崇拝宇宙崇拝みたいなもの。古代の縄文より前にここ日本にいたという人々の素朴な心。←あくまでも、私の個人的な意見です。

だから、日本人は、月やら星やら、虹やら、草葉の陰とか 比喩を使いつつ、あの世を示します。

稲垣足穂は、センチメンタルこそ、重要だという。
その巨大な彼の世界の中から見ると、遠い太鼓の音も、津軽三味線の音も、スタンゲッツの甘く美しい旋律もまた、同じになる。
酒を浴びるように飲んで、天井から蛇が落ちてきたり、蛆虫が壁から出てきたりする日々の中で、稲垣足穂は、いつも宇宙について考えていた。そして彼はいう。「私たちはこの地球に今足止めされているけれども、そろそろ次の世界へ行かねばいけない」というニュアンスのことを書く。そして、「人は死ぬことはない」とも、書く。

和太鼓。津軽三味線。スタンゲッツのテナー。こんなもん、聴きながら、今夜も更けていきます。

路傍の石も、生物もまた、同じ化学物質でできているではありませんか。そこをわけないのが、私の神道であります。ものは心。心はもの。

前も書きましたが、キリスト教では、愛犬や愛猫は天国へいけないとCWニコルさんの本で読みました。それで彼は、その神父に怒り、日本の黒姫様にやってきて、日本人の妻を娶って、日本のために、森の素晴らしさを、冒険の素晴らしさを教えてくれました。
彼の愛犬はきっと今頃、彼と一緒に、宇宙のどこかで、楽しく遊んでいることでしょう。

それが日本です。

以前の会社で、三宅りょうじ氏と出会い、彼の牛追い歌なんかのライブの時に、よく招待されて、巨大なパネルも描いたことがあります。アホな私は、ビデオも取らずに、脳裏にたたき込むとかいうものの、ああ、写真くらい取っておけばなあ、と今頃思います。



「富士山太鼓まつり」のシンボルとなっている大太鼓・富士山の製作に尽力したのもこの山内さんです。1993年、石川県の老舗和太鼓メーカー「浅野太鼓」の職人技術によって、地上高3,776mm、重量3.0t(いずれも台座を含む)、直径2m10cmという世界最大級の大太鼓「富士山」が完成。普段は富岳会の施設内に保管され、富士山太鼓まつりをはじめとする和太鼓イベントや公演のたびに、その轟音を轟かせています。