介護父のテレビが、以前から、消えたり、ついたりしていた。
大型テレビだし、介護父の唯一の楽しみ=テレビなので、寝たきりの部屋にあった方がいいに決まっています。
それが、ついに、寿命なのか、死にました。
すると、不思議なことに、普段全く使用していない、客間のテレビのスイッチを入れ、ソファーに腰掛けて、新聞を読み、コーヒーを私が入れたのは普段は飲みませんが、飲みながら、テレビを見ているではありませんか。
ピンチはチャンス。
一日に、少しでも、違う部屋で、テレビを見て、疲れたら、自分の部屋で、寝る。また、テレビを見たくなったり、新聞を読みたくなったり、ジュースを飲みたくなったら、客間まで、歩いて、気分転換。
いいことだと思いました。
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私は、朝の一番、体調の良い時に、ハードな仕事をします。
本の整理整頓です。
綿で、綺麗に、拭いて、こ破れのところはテープを貼り、パラフィン紙に包んで、保存します。
だいたい、アルコールを少しつけたカット綿で本を拭いてあげると、本はよみがえりますが。
まれにアルコールに弱いカバーの出版社があります。
コーティングがされている本は問題ありませんが、それがない本は、アルコールをつけるとシミになりやすいです。角川文庫に
けっこう多いと思います。
栞の紐も、今や、新潮文庫だけについていますが、紐が切れているのも多々ありますので、オリジナルの、栞を作って、挟み込んでおくと、読んで途中で、書庫に戻す時に印になります。それに、大好きなフランス映画の女優やら、グレースケリーの、オリジナル栞を挟んで、本を読む至福。たまりません。もちろん、酒=泡つきです。
本を地下から持ってきて、また元に戻す。3階から、地下=一階まで、階段を上り下りすると、汗だくになります。これまた、ピンチはチャンスで、健康そのものになれますから。
常に、踊りながら、読書をするつもりで。笑。