モーツァルトについての専門書などは読んだことはない。小林秀雄氏のモーツァルトだけを、何回も読んだだけである。
興味半分に想像することもあまり意味のないことだが、彼ほどに才能にあふれていれば、当然に、まわりの嫉妬ややっかみなどをかうことは当然だと思う。
人間関係は時として幸福をもたらし、時として災いのもとでもある。
サリエリが70歳をすぎてからのモーツアルト殺人説・・・小説か映画にすでになっているのだろうか?
アマデウスでは、モーツァルトを慕う人情深い女性にも描かれていた妻のコンスタンチェ。
彼女の二番目の夫との毒殺説。水銀中毒死と酷似していたと言う。
モーツァルトも酒と女に溺れた生活。
妻も負けじと、浮気をしていたという。
「現実の過酷」は過ぎ去り、彼は、逝き、音楽だけが世界の宝物として残る。
コンスタンチェは、モーツァルトの墓地には一度もいかなかったと言う。
私たちは、そんな「現実の過酷」は忘れて、彼の残した、純粋なる魂に震えたい。
今日は、朝早く起きて、創作・仕事にはやめにとりかかる。
やはり、朝は集中できる。
昼間は、モーツアルトを聞きながら、仮眠。
村上春樹は、素晴らしすぎる名演奏だと昼寝ができないので、いまいちの演奏を聞くとか、書いていたが、私はどんな曲でも関係なく眠れる。
今日も一日が終わり、しずかに静寂の時間がやってくる。