日常のなかの神秘 |   心のサプリ (絵のある生活) 

  心のサプリ (絵のある生活) 

画家KIYOTOの病的記録・備忘録ブログ
至高体験の刻を大切に
絵のある生活 を 広めたいです !!!

 日常のなかの神秘。
 それは自然の中にある、と思う。


 散歩をしていると、数十年前に東京に引っ越しをしていったとある金持ちの家の痕が、野ざらしになっていて、そこに、うっそうたる小さな林みたいな樹々が生えている。

  いつぞやも書いたが、不思議な静寂がそこに生まれている。
 近所は、車を乗り回す若いカップルのアパートや、老人達が静かに暮らす田舎町のさらに、田舎なのだが、ひっそりとして、なかなか気持ちの良い空間です。


  私が、小さな頃は、すぐ近くに、森があった。

  そこには、小さな沼があり、冬ともなれば、妹と一緒にスケートをしたものだった。
 秋は秋で、たまにリスも出たり、そのさらに奥には昔は熊が住んでいたという。
  小さな葡萄を取りながら、中に突き進んで行くと、小さな泉があって、そこが沼につながっている小川になっていた。

  森の中の暗さと、樹々の間から漏れ入る光の情緒は今でも、はっきりと心に刻み込まれている。


 車で、少し、東にいけば、見晴らしの良い、よく映画に出てくる富良野のような場所もここにはある。


  定年退職して、わざわざ、その見晴らしに魅せられて、北海道に終わりの住処ということで、移住してくる人も多い。

 普通の発想だと、年を取ると、暖かい地方の方が良いと思うのだが、北が好きという人もまた多いのだと思う。


   何回も書いたが、北海道は日本であって、日本ではない。北欧の匂いがたっぷりある。

   そんな、自然は広大で、私が小さな頃に経験体験したそれはちっぽけなものだと思う。


   あと、5年ほどしたら、なんとか、北海道のまだ知らない森がたくさんある道東の方をゆっくりまわりたいものだなぁと思う。



   自然の中から生まれ来て、それで、わたしたちはそこにもう戻る事はむずかしくなった。


   数千年後に、地球最後の日が来る頃には、地球人は他の宇宙の星に移住していることだろうと思う。


  そこで、彼らが、本やメディア記録に残っている地球の豊饒で神秘な自然のあった地球を見る時もまた、不思議な神秘感を感じることだろうと思う。ちょうど、私たちが、森の中や、夜の公園を歩いていてそこの池やら樹々やら花々にふと、神秘感を感じるように。



   本日の配膳記録。


   冷蔵庫の掃除。

   野菜すべてを味噌汁の中に入れる、ごぼうに、こんにゃくに、人参、ほうれん草、そこに米粉でつくった餅を入れる。

    あとは、豆腐に、はんぺんに、ちくわに、目玉焼きとベーコン。
    漬物に、ほうれん草とかぼちゃのマヨネーズあえサラダ。
    トマトとキュウリとわかめの大葉あえサラダ。

    大根おろし、めざし焼。

   以上。