弥生時代は犬を食べた     ケルトとモーツァルト |   心のサプリ (絵のある生活) 

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対談集 九つの問答 (朝日文芸文庫)/司馬 遼太郎

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仕事が一段落。
昼に妹からもらった味噌ラーメンを食す。太麺でまずまずの味。贅沢は言えません。感謝。
胡麻御飯。
喫茶レイモンドまで散歩。店はクローズしていた。残念。
往復一時間をふうふう、汗をかきながら歩く。
汗が出るくらいに暑くなってきた。気持ちが良い。
途中で、金もなかったが、珈琲粉をやっと買う。アイスコーヒーペッドボトルが100円なのでついつい三本も買ってしまう。
しかしながら。日本のスーパーは食料品売り場の巨大さに感心。まさに飽食日本。
食べ過ぎはいけません。
一日に二食か一食で良いと思います。
家にもどってさすがに疲れて、クエン酸水を飲み、アイスコーヒーを味わい、夕方寝。
一時間弱。
気分爽快。
遺伝子修復完了というわけで、またまた、読書。
司馬サンのこの本は、対談なので、読みやすく、しかも、ヒントがたくさんもらえる。
私は騎馬民族のことなどまったく知らなかったが、「坂の上の雲」の秋山好古がフランスで陸軍の騎兵を学んでくることを思い出す。
西洋では馬には左から乗るのは日本とは反対らしい。
しかし、車の運転の位置といい、馬の乗り方といい、西洋と日本は不思議に逆が多い、やはり脳のせいかも。
特に去勢しないと、馬が野獣のままというところはおもしろかった。

また、佐原さんが言うには、田中角栄が中国へ行った時には、イヌのスープがでなかったが、金日成にはイヌのスープが出たらしい。まあ犬は、弥生時代には、普通に日本でも食されていたらしいので、弥生の権威である佐原さんはそのあたりが実に詳しい。  心のサプリ (本のある生活) 


読書後。
メモなどまとめて、カメラに気になるところをクリップして、またまた仕事と思ったが、音楽がないと寂しいので、モーツアルトの「フィガロの結婚全曲」フリッツ・ブッシュの芸術というCDを棚からひっぱりだして、聞く事にした。
驚いたことに買ってからまだ一度もこのフリッツ・ブッシュのグラインドボーン音楽祭のこの曲、聞いていなかった。
聞きながら、モーツァルトはケルトとどういう関係があったのかと調べてみたら、モーッアルトはイギリスに行きたかったが一度も行っていなかったらしいので、当然、アイルランドにも行っていない筈。

ただ、キューブリックの「バリー・リンドン」という名作があるのだが、スタンリー・キューブリック監督の映画『バリー・リンドン』は、ヨーロッパを巻きこんだ七年戦争を中心に物語が進むシネマ。七年戦争が勃発したのは1756年、18世紀、つまりモーツァルトが誕生した年らしい。アイルランド東南部ウォーターフォードで撮影された風景が美しく音楽が素晴らしい。キューブリックはクラシックの音楽をたくみに実に美しく挿入するのがうまいですね。バリー リンドン [DVD]/ライアン・オニール,マリサ・ベレンソン,パトリック・マギー

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この映画でもそんなわけで、モーツァルトの伝記を読みながら、この映画を見て行くと、当時のアイルランドに時空を超えて、金のない私も行けるということですね。

以前見た記憶があるのですが、今ケルトに興味があるので、さらに、この映画を見直してみたいと思っています。

さあ、見る時間があるかな。
仕事も少ししないと。








資料A
佐原まこと

弥生時代を中心とした考古学研究に携わり、日本人の起源から衣食住にまでわたるその研究範囲は幅広い。分かりやすく面白い考古学を提唱し、考古学の普及啓発を積極的に推し進め、特に博物館の充実・設立に取り組んだ。また、吉野ヶ里遺跡の保存など考古遺跡の保存運動や史跡の整備にも尽力するなど、自身の研究にとどまらない広範な活動を進めていった。
こうした佐原の研究・活動は、日本考古学を新たな段階へ導いたと評価されている
佐原は「ものを細かく観察する方法は山内さんに育てられ、学問の組み立て方は小林さんに教わった」と述懐している
佐原は、考古学資料を美術史の立場から評価している。たとえば、銅鐸の形態と絵画を分析し、人・動物・建物・船などを一つの対象を複数の視点から見る描く「多視点画」が多く、「一視点画」は少ないことなどに認識している
江上波夫ととは騎馬民族論争を展開した。対談の内容は小学館より、『騎馬民族は来た!?来ない!?-<激論>-江上波夫VS佐原真』として刊行されている。また、戦争の起源にも強い関心を持ち、戦争という現代的課題と考古学を結びつけ「人間が始めた戦争は人間が終わらせることができる」との信念を持ち続けた。
佐原が考古学を現代社会で役立つ学問したいと考えるようになったのは40歳の頃からである



ユーチューブで調べても、やはりフリッツ・ブッシュの「フィガロの結婚」はなし。
とにかく、CDなのに、レコードからコピーしたらしく、ジリジリとノイズが聞こえるのには驚く。
このクリップ発見。
馬関連でいいかもしれない。