iPhotoとitune の 発想法 |   心のサプリ (絵のある生活) 

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 エクセルを開発した人物が宇宙に出たことは以前記事にしましたが、とにかく天才と言われる人の脳の考えるプロセスはいろいろ参考になりますね。
 iPhotoとアイチューンというアップルソフト、これがヒントになります。
 松岡正剛氏も確かフォルダという発想について書いていましたが、たとえば、新規アルバムとか、新規プレイリストという発想はすごい発想だと私は思っているのです。
 フツウに考えれば、好きな曲を集めて自分が聞くときにそのリストさへあればいつも好きな曲を楽しめるというのがもともとの発想かもしれませんが、私はその先を考えてみました。
 
 ふたつのことです。

 ひとつは情報の氾濫。
 ひとつは創作の愉しみ。

 つまり、本屋に行っても目眩がするほどの本が積まれていて本の普段読まない人などはどれを買っていいかわからない。今や、フツウの主婦さんたちがどんどん本を書く時代ですし、出版が昔に比べると簡単です。次から次へと新しい本がでるが、重版にならず、すぐに風のように消えてしまいます。特に文庫などはそうですし、雑誌も今は売れません。
 そこで、このiPhotoとitune の 発想法のヒントで考えてみると、氾濫した本や写真や曲がまずある。そこの中から、日々、広く聞いて好きなものを探していくことの積み重ねをするしかない。あるいはその道の専門家や好きなアーチストの意見を参考にしながら、ひとつの作品=写真、本、曲、映画を見つけ出していく。
 そのひとつの単位の作品を、あるひとつのフォルダに入れる行為、それがもうすごいことだと私は思っていますね。
 つまり、自分にとっての血肉になる情報としてのそれらの作品のまとまり、ユニット、単位。それが新規フォルダですね、そう考えると、この整理整頓の発想はものすごく私にとって膨らんできます。
 ただ、漫然と曲を聞き流すのではなくて、自分の脳の並べ方に変化させていくということですね。

 ふたつめの創作ですが、これもまた、「創作とはあたらしいくみあわせである」という言葉を思い出せば、ヒントになります。つまり、氾濫するこれまでの情報の組み合わせということを意識すると、どんどん新しいフォルダが出来てくる。そしてそれが作品になる可能性もあるということですね。

 朝からふと思いつき、これで、また、私は氾濫する情報の海にこぎ出す勇気がわきました。笑い。