死などというものは存在しないのだ。その時は世界が位相を変えるだけなのだから。  シアトル族首長 |   心のサプリ (絵のある生活) 

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画家KIYOTOの病的記録・備忘録ブログ
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  ロベール・カザドシュのピアノ協奏曲モーツァルト第26番、すごい。jazzもclassicもないなあ。
 こころが溶ける感じがする。

 
 そして、グローバー・ワシントンの「シークレット・プレイス」を聴く。
ソフトで、わかりやすくて、これはこれでまたいいものです。

植草甚一さんではないが、jazzは私はそうですネ、やはりチョッコレットの香りかな。
そして、classicは、香しきお煎餅か。
やめられない。


 武者小路の「おめでたき人」。
 お鶴さんを片思いする主人公。
 そのうちに今で言えばこころのストーカーになってしまい、すべてが彼女をプラスに考える方向に。
彼女がそのうちに学者と結婚してしまったのに、まだまだ未練たっぷりの彼。
このじれったさが、たまらないですネ。
現代の「気持ちを相手に伝えなさい はっきりと」 だけが、恋愛のプロセスではないでしょうに。
忍ぶ恋というのでしょうかね。切なくていいもんです。

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 牧野信一「地球儀」

 祖父の地球儀に対する思いはまさに「男性原理」、日々の生きる辛さとはまったく関係のないとりとめのない空想をえんえんと喋る。
 母は「女性原理」、生活のじゃまになるといって地球儀を毛嫌いする。まさに女。生きるには邪魔だと。

 でも家族の仲はああでもないこうでもない、喜怒哀楽のなかで、つながって解けない。
 生まれた英一は、男の子だった。
 それだけの短編だが、私はミステリーやら最近のベストセラーよりも何かおもしろく観じてしまう。

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 最近ますます古いものに興味がいく、アンチークに目がない。
 骨董品にまで目がいく。
 いまに盆栽や将棋にいくのであろうか。怖いような、嬉しいような。

 最後にananの婚活特集を読む。

  
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