母親の生命力をもらう |   心のサプリ (絵のある生活) 

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画家KIYOTOの病的記録・備忘録ブログ
至高体験の刻を大切に
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マンキツにて、弁当を食す。
母が珍しく作ってくれました。普段は自分で適当に作るのだが、やはり色彩感覚などは女性にはかなわない。

以前にも書いたが、私の学生時代には母親は胃がんを疑われて入院していた。看病の時の母親の顔色や病院の消毒のにおいをまだ思い出せる。母はだめだと言われているのにタバコを隠れて吸っていた。ゆうことはきかない性格であります。

50代のころにはこんどは狭心症をやって心筋梗塞を心配されたが、真夜中までマージャンをやり続け遂に、ぶったおれて担架で運ばれた。パイを持ったまま行ったらしい。グリセリンを口に含んで、私によく「肩をぐいぐい押してちょうだいな」と言われて押した記憶がなまなましい。

そしてそれから10年ほどして今度は、脳梗塞で倒れる。これはすさまじい手術で、バイバス手術と言われる血管のつまったところをうまくはずしてつなぎあわせる手術なのだが、医者にも今回はだめかもしれないと念を押されたが、なんとか、回復。

「死んだおじぃちゃん=母の父親=がでてきて、きれいなペンキを壁じゅうにかけてるんねん」と言った事を覚えている。おじいちゃんに助けられたと思っているのだ。

それから、20年すこし、肺の病気で名前は忘れたが、英語で三文字の病気になり、また入院。

これも回復して、今にいたっております。

しかしながら。

よたよたしながらも、後遺症はなし。
しびれもなし。


すさまじい生命力です。


そんな彼女の作った料理を食べて今日も仕事がんばります。