不思議に私がつきあってきた男性諸君は、「どんな女性が好きだ?」と聞くと、馬鹿な男はやはり、皆ほとんど同じく「優しい女性」「雰囲気=色気のある女性」「かわいい女性」と答えはまず、「表面的」で軽薄。
同時に女性に聞くと、私がつきあってきた少ない女性の範囲ではあるが、ほとんどの女性が、「尊敬できる男性=ひと」と言う。
ここに男と女の違いを少しは垣間見える。
レベルがあるとしたら、やはり、女の方が、表面的な顔や容姿よりも、こころやら生活力やらをしっかり観察していると見る。アニマ・アニムスの観点から言っても、尊敬できるという「安心できる異性」のイメージはできあがっている。女性はとにかく、「安心」が大好きなのである。
そこから見ると、男は「安心」というよりも「自分を酔わせる、堕落させてもいいから好きな容姿の」女性に惹かれる傾向があり、まったくの馬鹿である。
まったくの、「冒険」志向である。
50代をすぎて、メタボで安心志向の女房に愛想をつかして、アジアンビューティに恋をして、退職金などすべてを投資してアジアの彼女を追いかけていったまでは良かったが、相手にされず==当たり前、女は現実的==
しょうがないから、日本大使館に逃げ込む男性が最近増えているらしい。
新聞によると月に50人はいるらしいからすごい。
私は彼らを笑わない。笑えない。そういう志向が私にもあることを認めるから。
安心に酔う女は、私は嫌いだ。
自分がいつも正しいと信じている女も嫌い。
そんなわけで私は今ひとりで孤独で生きております。笑えますね。