一分の時間でも智慧の発酵の種は拾えると思います。朝の息がまだ白くなるまでは時間がありそうだが、外に出ると確実に空気は温度をさげている。東京の雨期のような湿気の気持ち悪さが大嫌いな私なので、この冷たい臨場感のほうがまだまだましだ、そう感じてもいるのです。竹内均さんの本を読みながら気持ちを高揚させながら自己の世界の拡張をはかっていく。今一番欲しいものは時間です。一分の時間でも智慧の発酵の種は拾えると思います。生活するということ、これだけで充分なのでしょうが、欲張りな私がいますね。