私の好きな科学者に、ライアル ワトソン, Lyall Watson, という人がいる。彼の著作はすべて読むぐらいに好きだ。
科学者のくせに、文学がわかる、そんな直感が働く人はなかなかいない。
おすすめの科学者なのであるが、彼の傑作の本に、「水の惑星」=地球というのがある。
この写真集を見ていると、ほんとうに不思議な気持ちになる。
「海辺のカフカ」もまっさおな、不思議。
奇跡というべき、H"O、水。
worter ヘレンケラーが、あの先生から、この世に生まれて、四重苦を背負って生まれて、
しかし、サリバン先生から、「この世には記号=言葉があるのだ」と、頓悟するシーンは
いつ見ても泣けるが、それは、水を手に触れて、ヘレンは「ウォーター」となんとか、口にし、手でサリバンに通信する。
感動のシーンだ。この、たぶん、いつか、生死の起源など、本質的な、発見が
いつかあるのだろうが、水は、なにやら、ヒントの大魔王と言う感じがする。
その水。
老子が歌ってる、すでに。
☆☆☆
天地の働きを知っている人は、先を争ったりはしない。
いちばんうしろについていれば、
そこが、いつしか先頭になることを知っているからだ。
肉体は自分のものではないと知っているから、
かえって大切に扱うんだ。
そんなふうに、
わがままな気持ちで自分自身をあつかったりしないから、
自分というものが充分に生きるのだ。
何よりもすすめたいのは、
「水のようであれ」ということだ。
水は、あらゆるものに命を与える。
養ってくれる。
大変な力をもっているのに、あらそわないのだ。
人の嫌がる低いところにも、ながれこんでいく。
私は今、掃除を家でも、会社でも、意識してやっております。
玉置の「惑星」 彼はこれからどうなるのか、楽しみ。
「ジュピター」 神秘な曲が最近の私を癒します。