私の童話のふれあいの最初はやはり「幸福の王子」だ、大好きで大好きで、英文科でオスカー・ワイルドの卒論を書いたほどだから。笑い。そんな私のこの「100万回いきたねこ」の感想。
●涙がとにかく出てきてとまりません。なんでかわからないんだねこれが。。。ワイルドの「子供と鬼」だったかなあ、あの感じだなあ。子供が嫌いで自分の庭から子供たちを追い払ったら春がこなくなったんだ。
うーん、じーんとくる感じ。幼いと言われようが気にしない。いい童話でした。理屈をこねれば、リーインカーネーションしつづける業の猫が白猫との愛により頓悟・成仏したということなんだろうが、理屈を超えたおおきなおおらかな感動があります。