投薬について考える | Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait

Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait

Jean Cocteauの言葉
”人生において人は何かをしなかったということ以外に
後悔するものはない”です。

3ちゃんの実習はすでに終わりまして

実習についても書こうと思っていますが

 

実習を終わって投薬について考えたこと、

を書きます。

 

3ちゃんの阿鼻叫喚はとにかくすさまじい。

きっかけは不明。

自分の中で何かが起きて泣いている感じ。

地震の予兆や地殻変動の可能性もあるが

生理前など不快な症状のこともある。

 

阿鼻叫喚の際、親には向かってこないが

ディの管理者や今回の実習先の管理者などに

向かっていくことが多い。

(友達には向かっていかない)

 

それで

”家では他害なし”なのだけど

外では”他害あり”の評価となる。

 

 

投薬について私の考え。

 

いつもの自分を保てるように

不快な症状を取り除くような薬なら

常時服薬でもいいと思っている。

 

たとえばがPMSの症状を和らげるとか

(イライラを取り除くことでいつもの

自分として過ごせる)

花粉症の鼻水を止めるだけとか。

(鼻水が止まることでいつもの自分のまま)

 

自分が自分であるために服用ならいい。

 

3ちゃんの調子が良い時を

10評価のうち10としたら

リスパダールを服用した時は

一気に3まで抑えられる感じ。

だるさと食欲が際立つ。

 

それだけ抑えられるから

調子のいい時に服用すると

発熱時のような、ダル重い状態になる。

 

私としては

調子の悪い時に飲み、

良い時はそのままでいいのでは?

と思っている。

 

しかし阿鼻叫喚は突発的にやってくる。

30分程度で収まるとはいえ突発的。

それが問題なのである。

 

あまりにひどく緊急的に飲ませるなら

やはりリスパダールなのだけども。

 

 

実習先の管理者は

気持ちの上下を良しとしない考え方。

 

私がオカシイのかもしれないけど

1回くらいの大泣きはまぁ通常モード、

2回目くらいから調子の良し悪しを判断、

なのです。

 

一回でも泣くようならすぐに投薬、の

実習期間でした。

 

今までで一番服用回数多かったんじゃないかな。

服用して帰宅するとダルダルな3ちゃんでした。

 

大人の施設というのは

利用者が泣くことはありえないのかもしれない。

施設見学行った時、荒れている人がいなかったもんなぁ。

 

 

3ちゃんが2歳くらいの時、

発達障害の受診で行った病院が

大人も受診するクリニックで、

大人の患者さんも多かった。

 

かなりキツイ表現になりますが

目が死んでいる大人の患者さんたちに驚いたのです。

薬にコントロールされているって

こういうことなんだ、と。

 

投薬に積極的ではない理由はこれかもしれない。

 

 

学校や放ディは3ちゃんが泣くことを

迷惑だと思っているだろうけど理解してくれている。

改めて感謝の念がわいてくる。

 

 

私ができることは何だろう。

調子が悪いと思ったら投薬してください、と

積極的に伝えることも一つだろう。

 

漢方みたいなもので抑えられるなら

そうしていきたいけれど。。。。

 

今後の実習先は強度行動障害の研修を受けた方が

いる施設とかにした方がいいのかもしれない。

 

書いていると頭が整理されてくるね。

 

阿鼻叫喚があったとしても

私は元気でキラキラしている3ちゃんが

好きなんだな。

この輝きを保ったまま、3ちゃんの気持ちが

落ち着ける方法を探しているんだな。

 

しかしその希望を通すことで

利用先の職員さんたちを不幸にするのは違う。

 

だから悩んでいるんだな、私。

 

ドクターにもこのままの気持ちを伝えよう。