3ちゃん実習開始 | Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait

Dans la vie on ne regrette que ce qu'on n'a pas fait

Jean Cocteauの言葉
”人生において人は何かをしなかったということ以外に
後悔するものはない”です。

支援学校高等部の2年生になると

卒業後の進路を見据えた実習が始まります。

 

お仕事可能な生徒は仕事先で、

3ちゃんのようなタイプは生活介護施設で

2週間実習という形で過ごします。

 

 

3ちゃんは今週から実習が始まりました。

片道50分の遠い施設ですが

見学した時にとても印象が良く

どちらかというと私の希望でこの施設を選びました。

 

初日。。。。

3ちゃんはフルスロットルでした。。。

 

玄関から動かない

上履き履かない

大泣きの阿鼻叫喚

管理者さんをつねるひっかく

突然の服の着脱

実習の作業を嫌がり床に座り込む

 

お昼過ぎに管理者さんから電話があり

以上のことがあったと伝えられ

お迎えを2時間繰り上げて

管理者さんと話をしました。

 

 

「こういうことは初日に言わないのですが

進路先にウチを選んだとしても受け入れは

できません」

と言われました。

 

…そりゃそうだよね、と思って

「はい、わかりました」と答えました。

 

(心の声)うん、完全なる私の選択ミス。

 

 

お仕事あっての余暇活動であり

余暇活動だけが目的ならばそれは違う。

やはりお仕事、作業なんです。

ここでは外ではやってはいけないことを

施設の中でもやらないように指導して、

生活につなげていっている。

今利用しているみんなはそれができている。

それが全くもってできないとなると

ウチでは対応できないということなんです。

 

 

(心の声)…はい、完全に私の選択ミスです。

 

 

あんな暴れ方をするとなると

今後どの施設に行っても受け入れは難しいでしょう。

対応できないと思う。

 

(心の声)…そうですか。。。。

 

 

それから投薬の話になり

精神的なアップダウンがある子は皆投薬で

コントロールしているという話になり、

そこから投薬の副作用などの話になり、

どの病院が良心的かなどの話になり。

 

 

この実習は卒業後に利用するとしたら、の

様子見のはず。

利用できないのがわかっているのに

2週間も通う必要があるんだろうか?

と思って支援学校の担任の先生に相談の

電話を入れたものの不在で(先生は巡回してる)

電話を取ってくれた先生に

「実習を1週間で終わらせることができるかどうか

知りたい」と伝言して電話を切った。

 

 

翌日。

 

投薬なしで3ちゃんを送り込む。

付いてくださっている職員さんに

調子を崩しそうな気配があったら投薬してください、

と頼みました。

 

するとびっくり、

この日は移動もスムーズ、

上履きを履く、作業も続く、

服の着脱も皆無、

パーフェクトディだったのです。

 

 

夕方、担任の先生から電話がかかってきました。

初日の様子を伝えたら

それについて施設から連絡があった、とのこと。

 

管理者さんから今後進路先に選んだとしても

受け入れできないことを伝えられたことを言うと

 

お母さん、大丈夫ですか?

と。

 

あ、、、やはりかなりキツイこと言われたよね、私。

と気づく(遅い!)

 

「あ、いえ、当然のことだと思うし

私の選択ミスだったとしか思わなかったです」

と言いました。

 

実習は実習なので2週間行ってほしい、と言われました。

 

まぁそれはそうだなと思って通わせています。

 

今後もしまたすごい阿鼻叫喚があったら

そこからお休みするかどうか考えようと思います。

 

 

投薬か。。。。

これにはいろんな葛藤があるんです。

別記事で心のうちを吐露したいと思います。

 

 

そして秋にまた実習があるのですが

強度行動障害に理解ある施設を中心に

検討してみます。