『成瀬英樹 バースデイ・ライブ』
【日時】2019年12月11日(水)
【会場】下北沢 lete
【出演】成瀬英樹
【開場/開演】19:00 / 20:00
【前売/当日】予約 ¥3,000+drink / 当日 ¥3,300+drink
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成瀬英樹さんの51歳

FOUR TRIPSの2ndアルバムが20年を経ていよいよ発売されるとのことで、ライブの後半にはそのアルバムに収録予定の曲を、曲順通りに全曲弾き語りで披露。ライブ前半は最近の曲とか、アルバムに収録されない曲とかを演奏されました。MCもいっぱい色々お話しして下さったんですが、うーん書けないことばっかり(笑)アハハハー

なので今回のレポはセットリストとか曲への感想とか、とにかくあたりさわりのないことだけさらっと書こうと思います…(°▽°;)ナルちゃんが音楽業界から抹殺されたら困るんでね…って一体何を話したんだよ(笑)

↑本日のステージセットはこんな感じ。
マイクが2本立ってるの分かりますかね…?斜めになってるシルバーのやつが場内に聞こえるマイクで、真ん中にある黒いポワポワの付いたやつが収録用のマイクです。右手にはパソコンも。うまく行ったらLive at Leteの音源も出したいって言ってたなー(°▽°)
このくだりでは名プロデューサー 笹路正則さんの有名なお言葉、
『レコーディングはライブのように、ライブはレコーディングのように。』
これをナルちゃんも引用されてました。私はスピッツ経由で聞いたことありましたねぇこれ(°▽°)なのでこの日は、成瀬さんのレコーディングスタジオにお邪魔したような雰囲気もあり、じっくり歌を楽しめました

1.人生は映画だ
ちょっとテンポがゆったりだったかなぁ(*´ω`*)そっと始まるのがLeteならではの距離感ですね♪
2.Can buy me love
「秋ぐらいに作った、いちばん新しい曲です」と曲紹介。ナルソ・ワンキチのご機嫌なナンバー☆お客さんのハンドクラップも相まっていきなり楽しい!(*´ω`*)
一緒に作曲されたマエソワヒロユキさんも以前ご自身のライブで弾き語りされてましたが、やっぱり歌う人によって印象が変わるなぁ面白いなぁ。ソワンさんの声はちょっと切なくて、ちょっと独りぼっち感覚もあって。ナルちゃんはパーンと明るくて近くてオーイエー☆みたいな感じというか(笑)どちらもにじみ出る良さがあるんですよねー(*´ω`*)
「自分の誕生日にこんなに集まってくれるなんて本当にありがとうございます!

この夏より町田の まほろ座 というライブレストランで企画制作のお仕事を始めて、お客様を一定数集めることの大変さが骨身に染みてると

しかも今日は開演前にすべてのお客さんがそろっていてスゴい!(°▽°)まほろ座においては開演時刻までに到着していないお客さんを『未着(みちゃく)』と呼ぶそうで、インカムで「未着○人です」とか合図があると、じゃあ開演少し押しましょうか?みたいな流れになるんですって。
ということでなんと今日は人生初の未着ゼロ!!(笑)めでたいねー☆\(^o^)/
3.あめりか
遠く旅に出れそうな、海が見えて来そうな(*´ω`*)ライブでもよく演奏されてますね♪既発のCDではこちらに収録されてます→『あめりか e.p.』
今日、アルバム全曲やろうと思ったきっかけは、先日黒沢秀樹さんのライブを見たからと成瀬さん。このブログの一つ前でレポしてますが、ソロデビュー20周年のライブが まほろ座にて行われたんですよね。
「まさかアルバム全曲やってくれるとは思わなかった…!しかも、ライブで初めて歌うっていう曲がすごく多くて…。」
企画された当の成瀬さんも感銘を受けたのだそうです

4.黄昏
にゃー!いい曲!(*´ω`*)ちょっと懐かしくてキュンとする、いやーかわいい曲だー☆
曲が終わって「うまく出来た~

黄昏は『THE REST OF FOUR TRIPS』に収録されてます♪ちなみにライブ後半で演奏される曲もいくつかこのCDに収録されていますが、今度出るアルバムではバージョンが変わるみたいなので比較するのも楽しいですよね☆(*^^*)
先月、ご自身のラジオ番組『成瀬英樹のPOP A to Z』にて初めてFOUR TRIPSの特集をしたときのお話。今回98~99年頃に作った曲をかき集めて、改めて聞いて思ったのは「俺って良い曲書くなぁ(笑)」。
でもほんと、あの頃なりに一生懸命だったんだなと、客観的に見ることが出来たのだそうです。
5.時の彼方に
上京したての頃、神戸のことを思って作った曲。ラジオでもオンエアされてましたね。郷愁にあふれつつも、明るい未来を感じ取ろうとするほのかな力強さも伝わります。これアルバムに入らないのかぁ…もったいないなぁ…(´・ω・`)
6.はちみつマフィン
みんなだいすきはちみつマフィン!(*´ω`*)言葉数が多くて結構歌うの大変そう(笑)甘い香りのブルーパルクさんへまた行きたいなー♪
20時50分。時間通りに前半終了~♪ヽ(´▽`)/
そして後半。FOUR TRIPS 2ndアルバムの全曲弾き語りへ突入~♪ヽ(´▽`)/
アルバムはまだ発売前ということもあり、未確定な情報もあるかもなので、もし実際のCDと違う点がございましたらご了承くださいm(__)m
1.Sweet Heart
98年?99年頃?ハウンド・ドッグの蓑輪単志さんのプロデュースで2ndアルバムを作る予定だったようですが、色々とあって結局発売までは実現せず…。その蓑輪さんにアレンジしてもらった曲の中のひとつがこれ。弾けるようなメロディーが強くて、清涼飲料水のCMに使われそうな爽やかさ!(*´ω`*)これはいいよなー☆まさにアルバム1曲目にふさわしい☆
2.愛なき世界
「シングルカットするならこの曲かな」と成瀬さん。
トム・ハンクスの『すべてをあなたに』という映画に出てくるThe Wondersを見てインスパイアされたそうです。おおーなるほどなるほど、ビートルズテイストが気持ちいいですよねー☆(*´ω`*)
「同じような曲 最近作ったなー(笑)おれ芸風変わらないなー(笑)」
3.FM
ライブでもよく演奏される曲ですね♪二人の時間が密やかに少しずつ進んで行く夜。成瀬さんの曲は太陽の下が似合うイメージだったけど、じつは振り幅がとても広い。
4.星の砂
MCをはさまずに続けた一曲。もともとFOUR TRIPSでのキーボード担当 aiさんがボーカルをやっていますが、今日初めて成瀬さんが歌いました。曲の持つ切なさと儚さはそのままに、あたたかみのある声とギターで紡がれる物語にキュッとなります。
「僕が今まで作ってきた曲の中で一番良い曲なんじゃないかなって思うくらい。」
5.Summer in the city
GSっぽい感じがめずらしい…!マイナーコードもめずらしい…!(°▽°)初めて作ったマイナー曲って言ってたかな。
6.EGGS
シングアロング的な、HAPPY満載で歌いたくなるー♪(´▽`)なんとなく、これがB面の1曲目かなって勝手に思ってます(笑)
もともとは『ありがとう』というタイトルだったとのこと。当時、山中湖のEGGSスタジオでレコーディングをしていて、最後まで歌詞が書けなくて大変だったそうです。
「曲を書いたことすら忘れてたぐらいなんだけど、20年経ったらこれが一番いいなって思ったんです。本邦初公開でした!(^_^)」
7.夕方フレンド
ベース担当の池田憲彦さんが脱退するときに作った曲。歌うのつらいなぁと成瀬さん。感情移入せざるを得ない曲ばかり。私たちが目の前にいても、どこか遠くを見ているようだったなぁ。
8.凍えそうな月
1996年に上京するとき神戸で書いた曲。
「こんな風に青春を歌えることはもうないのかなって思います。」
9.Wendy
歌う前に「これめっちゃ難しい曲なんです

聞いてみたらほんとすごいメロディーだったビックリ

アルバムの最後にふさわしい、大空に羽ばたくような伸び伸びしたメロディ。聞き終えると笑顔になれるなぁ(*´ω`*)瑞々しくて一生懸命で、愛にあふれた素敵なアルバムになりそう♪発売がいっそう楽しみになりました☆(≧▽≦)
ここでライブ本編終了~♪ヽ(´▽`)/
アンコール



ナルちゃん登場~♪ヽ(´▽`)/
と!ここでなんと!!お客さんからサプライズ!!
♪Happy Birthday ナルちゃ~ん とみんなが歌う中、運ばれて来たのはバースデーケーキ




うわー!すごい!かわいいー!!!(*´ω`*)
そしてなんと、神戸のブルーパルクさんから花束

企画して下さったファンの皆様本当にありがとうございます!!m(__)m ナルちゃん愛されてるねー




「アルバムを通して自分が異次元に入った感じ」とおっしゃってたとおり、うん、ここにいるようで いないようで、歌いながらあの頃と今を行き来していたような。それだけに思いが込められた楽曲たちだったんだろうなぁ。
「ほんとは今日、皆さんに新曲のCD-Rをプレゼントする…はずだったんですけど…」
はず?…ん?はずって何どういうこと?(°Д°#)
どうやらCD-Rのドライブを会社に忘れて来ちゃったらしく、今日持って来れなかったんだってーーーえぇぇぇぇぇ楽しみにしてたのにぃぃぃぃぃぃ(´Д`)
めっちゃすみません

なのでアンコールは、その来場記念CD-Rに収録されてる曲を演奏してくれました☆
「以前、娘が生まれた時にウクレレでポロンポロンって作った曲があって、インストだったんですけど、今回歌詞をつけて歌ってみようかと。娘のことを思って作った曲です。」
アンコール 1. YOU
希望と愛しさに満ちたやさしい曲だったなぁ☆
歌い終わって「いい歌でしょー!?(≧▽≦)」って自分から言っちゃうナルちゃんかわいいなおい(笑)
「もう1曲あって、これはほんとに今日作ったんです。今日作ることに意義があるんだと思って。」
えっ今日!?(°ω°;)曲ってそんなすぐ出来んの!?えっナルちゃんすごくね!?(°ω°;)
録ったメロディをiPhoneで確かめてから歌い始めます。はちみつマフィンを思い出させるやさしいギターのイントロ。
アンコール 2. もっと
そのままに真っ直ぐに届く言葉があまりにも素敵で、なんか…えーこんなにありがとうって言ってもらっちゃって…えーこんな可愛い曲を頂いちゃって…いいんですか…いいんですか…?
こんな風に歌えるナルちゃんすごいです。受け取るのを戸惑うほどのピカピカな曲でした。本当にありがとうございます。
アンコール 3. 君はメロディー
新曲の感動の拍手に包まれる中、勢いのままにザクザク刻まれたイントロ。大きな手拍子に乗って歌うあの頃のメロディー。
とても素敵な時間旅行でした。楽しい時をありがとうございます☆(*^人^*)
『歌』って、人に歌われてこその『歌』だと思う。『曲』って、人に聞かれてこその『曲』だと思う。よかった、あの頃の楽曲たちに今出会えるんだ。残ってて本当によかった。FOUR TRIPS 2nd アルバム『EGGS』楽しみに待ってますよ成瀬さーん☆\(^o^)/

以上でライブレポは終わりです!m(__)m
読んでくださってありがとうございます!m(__)m
曲についての感想をメモ程度でも残しておきたくて書きました。いつものライブレポよりはさらっとしてるかなと思うんですが…どうかなぁ大丈夫かなぁ(°▽°;)
成瀬さんのことを初めて知ったのは、2017年にまちだガールズ・クワイア へ楽曲を提供してくださったことがきっかけでした。
動く成瀬さんを初めて見たのが、2018年2月の ナルソ・ワンキチ のライブ@下北沢440。なんていうか、陰と陽で言うところの陽の圧がすげぇ人だなっていうのが第一印象でしたね(笑)
FOUR TRIPSも『WONDER』もかすかに知ってる程度でしかなかった私ですが、秀樹くんの現場で異様に会うとか、まほろ座で異様に会うとかしてるうちにこんななってました…(°▽°;)気さくが服着て歩いてるみたいなお人柄につい甘えて不躾な口をきいてしまい、いつも大変申し訳ございません。ほんとすごい人なのになーなんであんなに距離近いんだろうナルちゃん…(°▽°;)あとサービス精神の鬼ね(笑)
これからも音楽を愛し音楽に愛され、素敵な曲をいっぱい聞かせてくださいねー☆\(^o^)/
ブログを最後まで読んでくださって誠に誠にありがとうございます!!m(__)m