黒沢秀樹"Believe" ~The solo years~ 20th Anniversary | ふれあいのブログ

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Hideki Kurosawa
"Believe" ~The solo years~ 20th Anniversary

【日時】2019年12月5日(木) ※10月12日の振替公演

【会場】まほろ座 MACHIDA(東京都町田市)

【出演】黒沢秀樹

【開場/開演】18:30/19:30

【前売/当日】¥4,000 / ¥4,500(別途2オーダー以上)

【座席形態】整理番号順入場・自由席
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行って来ましたまほろ座MACHIDA!(≧▽≦)
当初は10月12日(土)に行われるはずだった本公演、記録的な台風の影響によりやむ無く延期に台風台風台風

待ち望んでた黒沢秀樹ソロデビュー20周年ライブがいよいよ本日開幕です☆\(^o^)/なんとソロアルバム『Believe』を全曲やるらしいですよ!!マジすか!!めっちゃ楽しみー!!o(°▽°)o

入口にはファンの有志の方々からのお花が!!!うわぁぁぁぁぁ可愛い!!!(*´Д`*)風船だなんて!!!はわわわわ!!!キュートでドリーミーで夢かわいい秀樹にぴったりだよぉーーーーー!!!!(*´Д`*)









当日券も出ないほどの超満員…!すごい…!(*´ω`*)
↓こちらは物販スペースです♪




↑チェキ券のサンプルが可愛い…!楽屋風景を激写…!秀樹くんがまほろ座カレー食べてるよぉ~(*´Д`*)ラブラブ



↑本日の特別メニュー☆私は Endless Harmonyを頂きましたトロピカルカクテルリンゴの甘い香りでとてもおいしかったですりんご



とてもシンプルなステージ。
いよいよ開演です。


黒のにゃんこTシャツに黒のジャケット、ギターを片手に黒沢秀樹さんのご登場でーす☆\(^o^)/


いつものなごやかな笑顔でご挨拶♪
今日はソロデビュー20周年の記念ライブですが、正直、みんなに言われるまで20周年ってことに気付いていなかったとの衝撃発言www


秀樹「『20周年で何かやらないんですか?』ってファンの方が言ってくれたり、ここ まほろ座で制作をしてるミュージシャンの成瀬英樹くんが企画を出してくれて、『やりなよ!!(°▽°)』って言ってくれてね。
いや…でもこんな地味なアルバムだし(笑)お客さん何人来るかな…って思ってたら、まさかのSOLD OUT!本当にありがとうございます!!(^o^)
今日は『Believe』の曲を、アルバム通りに頭から順にやります!」


ふおお!(°Д°)なんとCDそのままの順番で!すごい!!


1. Tune In


秀樹「この曲はイントロダクションみたいな、導入して行く意味で作った曲です。」


2. Believe


シングルにもなったこの曲。先頃ラジオでも弾き語りを披露されてましたが、いやぁ…ずっしり来る…この重み…もはや独白ですよね。20年経っても変わることなく胸を撃ち抜いて来ました。


秀樹「今回のライブをやるにあたってアルバムを聞き直してみたんですが、うん、いいアルバムですよね(^_^)

ただ暗い(笑)そして地味(笑)」


ははは!(≧▽≦)このことをライブ中に何度も言ってて笑ってしまった(笑)まぁ確かに明るくはないけども(笑)この暗さがいいんじゃないか!爆笑


このあとにやる『Rain』という曲の解説をここで少し。
秀樹さん昔から『雨を見たかい(Have you ever seen the rain?)』という曲がすごく好きだったそうで、ちょうどこれがリリースされたのが1970年、秀樹さんが生まれた頃。ちょうどベトナム戦争があり、詞の内容がそれを連想させるからとアメリカで放送禁止になったりしたのだそう。
曲の背景にそういった社会情勢が裏側にあることがカッコいいなと思い、作ったのだそうです。
こういう曲だよって「 ♪ I wanna know~ have you ever seen the rain~」とサビをちょこっと歌ってくれたのが素敵だった(*´ω`*)


3. Rain


こういう解説を踏まえると、聞こえて来る歌詞の感じも変わって来ますよね。言い知れぬ恐怖も少し。


次にやる『Pure』の解説。
純粋なとか、汚れないという意味ですが…なんでタイトルがPureなのか、何がPureなのか。
これを作っていたころ、秀樹さんのお知り合いで心を病んでしまった方がいたそうで、病院に長く入院されていたりもして。そんな時に考えていたのが、人それぞれにピュアさがあるということ。つい自分の中での ものさしや偏見みたいなものにとらわれてしまうけど、向こう側から見たら僕らの方がよっぽど変なんじゃないかって。


4. Pure


止まって空を見てる、変わった街を見てる、昨日の夢を見てる「君」
進んだ場所で時計の針を見てる「僕」
純粋って何だろう…どういうことなんだろう…。

まほろ座の赤い照明がとてもカッコよかったです。
ていうかこのあたりから私自身やっと視界が開けて来たというか、まわりを見る余裕が出て来たかも(°▽°;)ちょっと緊張してたのかな?見てるだけなのにね(笑)


5.公園にすわって


秀樹「今も公園よく行くんですよ(^_^)昔から好きなんですよね。ベンチで本を読んだり…暇だったんでしょうね(笑)。そういう、公園にいる黒沢さんを俯瞰で見て作ったみたいな…ま、暗いんですよね…(笑)」


ひだまりのようなやわらかい黄色の照明。秀樹さんの声の浮遊感と相まって暖かさが伝わって来るよう晴れ


秀樹「若さゆえに『大人なんて信用出来ないぜ!』なんて思ってて…まぁ今も思ってますけど(笑)海外で、レコード会社に文句言うみたいな曲あるじゃん?次はそういう感じの曲です(笑)」


6. Rights Of Humanity


さながらボブ・ディランのような、まーシニカルなこの曲。韻のふみ方も秀逸でカッコいい!(*´ω`*)何より『あんた』という二人称は黒沢秀樹楽曲史上この曲にしか使われていないんじゃないかな。


歌い終わってひとこと、


秀樹「だいぶ辛辣な歌だよね、今聞くと(笑)」


ですねー(笑)


7. Big Bang


作った頃が1999年、ビッグバンという言葉が流行っていたとのこと。金融ビッグバンとかね。2000年なんて遥か未来だと思ってたのに、もうすぐ目の前。今のままじゃダメなんだ!ビッグバンだよ!みたいな空気が蔓延していたようです。


秀樹「レコーディングでやってても短いなって思ったけど、ライブでやっても短いですね(笑)」


リズムの緩急が気持ちよくて、ザクザク進むギターギターすんごいカッコよかったです!(≧▽≦)


8. The Line


最近のライブでやるようになったこの曲。重めのギターがすごくいいですね…!(*´ω`*)オレンジ色の明かりに照らされる秀樹さんの雰囲気がよかったなぁ。
Line = 線、いわゆる境界線のようなイメージ。自分がいいと思うものとそうでないものとのLine。


秀樹「次は『深呼吸』という曲です。このアルバムの中ではいちばん自分っぽい曲だなって思います。これね、前に伊藤銀次さんがすごくほめてくれたんですよ。『オリジナリティがあっていいよ!』って(^_^)」


9.深呼吸


後ろからのスポットライトで落ちる影。重みを感じさせない独特の声が、部屋にひとりでいる感覚にさせられる…。


秀樹「いよいよ次でアルバム最後の曲になりますが、皆さん楽しんでくれてますか…?」


わーーーーー拍手拍手拍手拍手拍手
めっちゃくちゃ楽しいよー☆\(^o^)/


秀樹「ありがとうございます!うれしいなー!(^_^)今回のライブをやることになって、大丈夫なのか俺?あせるって思ったけど(笑)楽しんで頂けたみたいで本当にありがとうございます!とってもとっても気持ちを込めて作ったアルバムなのでね(^_^)」


秀樹「こっちとBelieveと、どちらがシングルになるか最後まで迷ってたんです。
1997年にイギリスのダイアナ王妃が事故で亡くなって、それまで『ダイアナ』という名前は古き良きアメリカの憧れの象徴のような名前だったんですよね。ポール・アンカの『Diana』のような。それが一夜にして悲劇のヒロインの名前になってしまって…。」


10. 1997年のダイアナ


どうにもならない儚さ…あきらめのような、愚かさのような。生身の人間くささが重く伝わって来ます。

ギターと歌だけのシンプルなアレンジはメロディーを引き立たせ、CDとはまた違った感触を与えてくれますね。本当に貴重な経験になりました。


秀樹「アルバム全曲やったぞー!!(≧▽≦)ありがとうございます!!」


めちゃ達成感☆\(^o^)/秀樹くんありがとうー!!お疲れ様でした!!


秀樹「で、アルバムはもう全曲やったので、第2部はアンコールです(笑)第2部 カッコ アンコール です(笑)」


第2部(アンコール)wwwwww


秀樹「なので今日はアンコールありませんから。」


えーーーーーーーーーー(´Д`)


秀樹「えーって(°▽°;)お店の事情も考えてくださいよー(笑)」


はぁーい(´・ω・`)まぁチェキあるもんね☆



ってことで第1部終了~♪ヽ(´▽`)/
少しの休憩をはさんで、第2部という名のアンコール(笑)が始まります☆



第2部は告知からスタート!大事なことは最初に言っとかないとね☆(°▽°)


まずは2020年3月20日(金)に まほろ座MACHIDA で行われる吉川忠英さんと秀樹さんのジョイントライブについてのお知らせ。
↓詳しくはこちらへ♪
https://t.livepocket.jp/e/200320


秀樹「(チラシを見ながら)『吉川忠英・黒沢秀樹ジョイントライブ ~春色の汽車に乗って』…このサブタイトル…(笑)いや、忠英さんね、本当にこの曲でギター弾いてるんですよ?本物のバッキングでなぜ俺が聖子ちゃんを歌う?(°▽°;)」


あははははははははははは(笑)やべぇー秀樹の聖子ちゃんめっちゃ楽しみ☆\(^o^)/きっとすげー可憐なんだぜ!目に浮かぶぜ!(笑)

あとは終演後に行われるチェキの告知。


秀樹「友人の石田ショーキチくんが『チェキやってんだよ~もうかるぜぇ~!』って言ってて(笑)いや、そういう話じゃないんだよなーあせる(笑)。
ベリーレアなケースですが、アラフィフのちっちゃいおじさんと(笑)良ければ思い出に撮って行ってください(^_^)」


石田さんの物真似をする秀樹くんがなんかおもしろくてw 低ーい声で柄の悪そうにしゃべるのw ていうか石田さん周辺の人たちが物真似する時って一様にそんな感じになるんだよねw え、そんなに極道なイメージだっけ?w でも面白いからつい笑ってしまうw (すみません石田さん汗)


11.手のひら


第2部はなんと作りたてホヤホヤの新曲からスタート!ななななんですとー!?!?(°Д°)
アレンジャーの冨田謙さんと一緒に、「二人で思いっきりやりたいことやらない?」となり、二人とも大好きなジェームス・テイラーのような曲をと。

とてもあたたかくて、光を感じるやさしい歌でした(*´ω`*)『未来へと広げた君の手のひら』というフレーズがあって、すごく素敵だったぁ(*´ω`*)なんと絶賛レコーディング中なんですって!!うわーぉ!!楽しみ!!爆笑


さて次は、ソロ第2期とも言える2004年に発売されたミニアルバム『winter』より


12.愛のゆくえ


3拍子のリズムに巻き込まれるように歌の世界へ没入しました…ムーディーな照明も相まって身を委ねてしまう。ライブでもよくやっている曲だから、このあたりからは秀樹さんちょこっとリラックスして演奏されているように見えました(*´ω`*)


13. Blue flowers -青のない国-


曲を作ったとき歌詞が思い付かなくて、そんな時に風木一人さんの『青のない国』という絵本に出会い、歌詞が出来あがったのだそうです。これがまた良い本なんですよね…大人が読んでも楽しめます。もし宜しければ♪→青のない国 | 小さい書房


秀樹「そうなんです、ほんとは今日は10月12日のライブの振り替え公演なんです。ちょうど台風に当たってしまってね…僕 自分が晴れ男ってことに自信があったんですけどね…(´Д`)電車が止まってしまっては移動も出来ないし、何よりお客さんの安全を考えて、まほろ座さんからも延期にさせて頂けないかとお話しもあり、もちろんですと。

そして振り替えの公演日が12月5日、僕の兄の命日でもありまして。

この日かよ~汗って、やめようかどうしようか半分くらい思ってたんですが……あの兄貴のやりそうなことだなって(笑)

そういえば昔 渋谷でライブやったとき、44年振りの台風が来て山手線が止まるっていうこともありましたね(笑)

3年経って、節目だなって思って。

僕らのことを昔から応援してくれて、あの頃の曲を好きだって言ってくれる人もいれば、最近知って今の曲を好きって言ってくれる人もいて、そのどちらもすごくうれしくてありがたいと思ってるんですよ?(^_^)

有名人の兄がいるって、けっこう大変なんですよ?(笑)

僕の中にお兄ちゃんを見たり、(肩越しに指をさして)このへんにお兄ちゃんがいたり(笑)…僕も思い出したり。

つらいことや悲しいことがたくさんあると、うん、癒えることはないんだなって。

何やってても思い出さないことはないし、癒えることはないし、僕は生まれたときから兄と一緒で、音楽を始めたのも…きっと兄がいたからだと思うんです。

だから、音楽をやっている限り思い出さないことはないです。

気持ちが整理できないってことに気付いたので、整理はしません!(笑)

同じように、そのモヤモヤっとした思いを抱えて生きて行ってくれたらうれしいです(^_^)

なんで音楽やってんのかって思うと、もう一人の自分のためというか。
音楽を聞いてちょっとでもいいから、よかったとか素敵だって思ってもらいたい。それが僕のしたいことなのかな?うん。

僕に兄の曲を歌ってほしいって言う人もいれば、やめてほしいって言う人もいると思うんです。

僕は絶対お客さんの役に立つことをしたい。モヤモヤした思いが、こう、素敵なモヤモヤで埋まってくれればいいなというか。

そこで皆さんにお願いがあって。

つらい思いをしてる人がもしいたら、一緒にライブへ連れて来てください。

俺が何とかしてやる!!(^o^)

次にやる曲は、これはもともとあった曲を新たに録音したものなんです。

じゃあ天国の兄と一緒に歌います(^_^)』」


14. I Need You Loving


お客さんの手拍子と涙と笑顔と。

「俺が何とかしてやる!!」だなんて男前なこと言っちゃって。じゃあ何とかしてもらおうかな。これからもライブに行ってめちゃくちゃ楽しむからね!!笑顔になるためにライブ行くからね!!秀樹くんの笑顔もたくさん見たいんだからね!!

出来れば、誰もつらくないように、音楽が悲しいだけのものにならないように、楽しむことを罪と思わないように、好きなものを好きなままでいられるように。


秀樹「ありがとうございます!(^_^)次は、アルバムBelieveに入らなかった曲があるんです。シングルのカップリングだった曲です。」


15. Interview


これ大好きー!!!!(*´ω`*)ほんと楽しい☆お客さんの手拍子も元気よく♪なのに歌詞は秀樹くんらしくシニカルでチクチクくる(笑)曲調はポップだけど、こういう歌詞が乗るとこがロックだよな(笑)


秀樹「今日は皆さん楽しんで頂けましたか!?」


いえーーーーーい☆\(^o^)/


秀樹「よかった!!(´▽`)いやー今日はなかなか緊張しましたよ?(笑)最初にアルバム作ったときは弾き語りでやるとか全く考えたことなかったからね。

あ、物販コーナーではこのTシャツも販売してます。いっぱい持って来ました。あとシングルCDもいくつか持って来たんですが、えー…ほんとすいません、1曲もやってません!(笑)でも全部良い曲なので、もし良かったらお手に取って頂いて、あっ黒沢さん明るい曲もあるんだって思ってもらえるとありがたいです(笑)

では最後に、僕が弾き語りのライブをやり始めるときに初めて作った曲です。」


16.心の橋


いつでもここに戻ってこれる。またここから始められる。大事なものはここにある。
秀樹くんが歩んで来た道のりと、これから進む道のりが、どうか光に満ちた日々でありますように。



楽しい時間をありがとうございましたー!!!\(^o^)/



アンコール拍手アンコール拍手アンコール拍手



(えっでもさっき今日アンコール無いって言ってたし…でも…でもでも…)



アンコール拍手アンコール拍手アンコール拍手



俺たちの秀樹出てキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!!



秀樹「アンコールありがとうございまーす!会場の時間がないのでムリクリなんですがあせる (笑)えっと、ここ町田だよね!僕が『まちだガールズ・クワイア』に提供した曲があるんです。最初に曲だけ書いたら、詞も書いてくれって言われてね(笑)」


アンコール 1.恋がうまれるまちだから


いやーん!秀樹かわいいー!!!(*´Д`*)ラブラブラブラブラブラブ乙女な恋の歌がよく似合うよ秀樹ー!!!(*´Д`*)ラブラブラブラブラブラブ
たぶん町ガちゃんよりキーは下げてたと思うんだけど、たぶん同じでも歌えると思う(笑)。ギターの弾き語りで聞くとシンプルに懐かしい感じのメロディなんだなぁ(°▽°)やっぱりすごく良い曲だ☆
あと気になったのが、この曲の照明。ステージ全体を明るく照らすようにピンクと白を基調にしたキラキラの照明だったの。これってもしかして町ガちゃんのステージと同じ照明だったんじゃないのかなぁ?(笑)本当のところは分からないけど、キラキラの秀樹くんもとても可愛かったです(笑)


予想外のアンコール、とっても楽しく晴れやかな気持ちで終われました☆\(^o^)/ほんと楽しかったー!すごく濃密で貴重なライブだったー!秀樹さん本当に本当にありがとうございます!!m(__)m


以上でライブレポは終わりです☆
MCはメモを取っておりましたが、すべてを一言一句そのままにメモれるわけもなく、したがって正確さに欠ける部分も多々あるかと思いますが、『言ってないことは書かない、捏造はしない』ことを常に心にとどめて書いております。あくまでも私が見た風景を書いただけであり、事実もしくは記録とイコールではないとお考え頂けると幸いです。少しでもライブの雰囲気をお伝え出来たなら幸いですm(__)m


最後まで読んで下さって本当に本当にありがとうございます!!!m(__)m