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負け癖がついた日本人
今のこの状況で負け癖がついた人は、当然ながら経営では勝てない。
ポジティブ馬鹿になれという訳ではない。
進むべき時に進まなければいけないのが経営。
自己資本比率の高さを競う経営は、これからは後ろ向き経営となり、投資を行わないデフレ型旧式モデルとなってしまう。
毎年インフレ率2~3%が普通となる世の中で、毎年自己資本額をそれと同率以上、上げなければ実質目減りとなる。
ただ、インフレ下で投資活動をして行かないと、その自己資本比率すら維持することが出来なくなる。
それは、ものの道理。
逆に高自己資本比率の状態であれば、これからは意識的に積極的に自己資本を取り崩し、投資活動に回さなければ、企業の存続すら危ぶまれる。
それが本来の資本主義の姿。
そして、特に投資をしなければならないのが人材確保の投資。
人口減少が確定している日本では、人材確保こそが経営競争に勝つ最大の要因になる。
だから賃上げが必要になる。
業績を良くしたかったら、賃上げと休日を増やす。
今までなら、
考えられなかったことを要求される時代に。。。
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