只今、山口県内を移動中。
午前中のブログの続き・・・
結論、経営コンサルタントにとって集客がたやすい社長とは80%を占める赤字の社長。
理由は圧倒的に多いから。
その場合の経営コンサルタントの商品は、直ぐに結果の出やすい戦術コンテンツ。
赤字の社長なので、短期間で利益を出さないと会社が更に厳しくなる為、
「◯◯を使えは、大儲け!」
「◯◯をすれば、集客が2倍に!」
言い出せはキリが無いか、全て速効性をウリにする広告になる。
反対に、上位20%の黒字の社長は上記のような広告表現に反応しない。
と言うか、反応する必要が無い。
現在黒字の社長は、更なる戦略思考を身に付けたがっている。
それこそが、長期的永続的に利益を出す源泉であることを知っている。
自分の思考のみが、利益を最大限に生み出す源泉であることを知っている。
その鍛錬が机上の論理から始まり、実践経営と繋げて行っている。
また、すぐに答えが出るものは、すぐに役に立たなくなり、すぐに答えが出ないものは、後で役に立つことを知っている。
Webを使った戦術コンテンツなどは典型的パターンでもある。
時流からして今、最も効果性を発揮する戦術あることは間違いないが、すぐに同質化してしまう弱点を同時に持っている。
しかし、赤字の社長は「それは分かるが机上の論理ではメシが食えない」と必ず言う。
赤字の社長を集客しようとする経営コンサルタントも同じことを言う。
その経営コンサルタントが赤字の社長を客層設定しているのなら、その広告表現は正しいことになる。
ではこの両者、3年後5年後はどうなるか・・・
いつの時代も、「机上の論理ではメシは食えない!」と言って、戦術経営で凌いで来た社長の中から、戦略思考や理論を学びたいと考え始める社長が何割か必ず現れ出す。
以前学んでいた事は、戦略だと思っていた事が、実は戦術だったと気づく
そうすると、上位20%の社長達のコミュニティーに入って来る。
ここに上がって来れなかった社長か、下位80%のコミュニティーの中にい続ける。
まさに養成学校のような役割りを果たしてくれる。
業績という結果は、経営コンサルタントが出すものではなく、クライアントである社長が出すもの。
どちらの社長を経営コンサルタントが集客するかは自由。
しかし、どちらが共に成長発展するかは分かれる。。。