君の隣まであと何歩? -9ページ目
それは
たとえ本当の優しさだとしても
たとえいじわるから来たものだとしても
傷ついたことに変わりわない
悔しかったことに変わりはない
あたしは強いわけでも
優しいわけでも
純粋に信じられるようないい子でも
何でもないけど
それでも
信じようって決めた
じゃないと心が折れそうだから
凹んだことに違いはない
泣きそうだったのに違いもない
それでも
信じてやるって決めた
負けてなんかやらないって決めた
いつか越えて見せるって
決めたんだから
だって
優しさだったら申し訳ないし
いじわるだったら悔しいし
あたしはあたしがやりたい事をするために
頑張るしかないことくらい
ちゃんと分かっているんだから
悔しさがあれば頑張れる
夢があればもっと頑張れる
あたしはきっと頑張れる
他人は信じられなくても
他人に信じてもらえなくても
自分だけは自分を信じてあげようよ
ねぇ
あたしはきっと頑張れる
そうでしょう?
この気持ちが恋だとして
この感情は本物だとして
この恋が実る確率0%
わかってるんだ
そもそもの原因は自分にある
僕には大切な人がいる
傍にいてくれるだけで安心する
きっとこのままずっと一緒
浮気なんて必要ない
愛されることがこんなに幸せだなんて教えてくれて
きっとこんなに自分を受け入れてくれる存在なんて
他にはいない
なのに
なんで
こんな気持ちが
こんな感情が
生まれてくるのか
わからない
わからないんだ
だけど
でも
どうしようもなく心が揺れる
あなたの笑顔に
あなたの声に
あなたの仕草に
どうしようもなく心が揺れる
大切なあの人がいるのに
別れたくなんてないのに
でももしも
もしもだけれど
大切な存在がいなければ
僕はあなたを選んだだろうか
きっとあなたに選ばれないのに
だからこそ踏み出せない
大切な人がいる
あなたに選ばれることはない
もしもなんて賭けることができないくらい
僕は臆病だからだ
それでも何故
こんなにもあなたは僕の心を揺らすのか…
わからない
わからない
どうしていいのかわからない
触れたくて
知りたくて
笑ってほしくて
でも
あたしはそれを望んではいけない
わかってる
わかってる
それだけがあたしを保つ唯一の理性
もっと知りたい
もっと声が聞きたい
もっとあたしを見てほしい
でも
あたしはそれを望んではいけない
わかってる
わかってる
それが1番最善の策なんだって
あえて気のある冗談を言う
誰もが冗談だと笑い飛ばせばいい
だれもがあなたが信じなければいい
あえて興味のないふりをする
だけどふざけた冗談で笑ってほしい
あなたがみんなが気付かなければいい
でもどうしたって
この気持ちは…
この感情は…
ねぇもしも
もしもこの気持ちに
名前を付けることが許されるのなら
これは恋なんだって
あたしはもう気づいてしまった…
自分は欠陥だらけだと
自分には価値がないのだと
自嘲気味に笑う少女がいた
僕は悲しくなった
自分は不必要だと
自分は存在してはいけないと
泣きじゃくる少女がいた
僕は少女の肩を抱いた
自分は駄目なのだと
自分は傷つけることしか出来ないと
自分を痛めつける少女がいた
僕は泣いた
泣いた
とても悲しくて
寂しくて
やりきれなかった
少女は言った
笑いながら言った
自分は愛される人間ではないと
僕は言った
死にたいと呟いた少女に言った
好きなのだと、自分が傍にいると
少女は笑った
不思議そうに笑った
意味がわからないと
何故自分なのかと
僕は知ってるんだ
死にたいと
愛されないと言いつつも
生きたいと
愛されたいと願う心を
僕は知っているんだ
悲しみを抱き
弱いままの君だから
誰かを想い
誰かのために傷ついていることを
僕は知っているんだ
傷ついて
それでも相手を想う君は
たくさんの人間の
希望になっているということを
僕は知っているんだ
ねぇ知ってる?
君は愛されているよ
君は望まれているよ
だから
だから
お願いだから
もっと自分を信じてあげて…
いっぱい誰かを傷つけた
いっぱい誰かを泣かせた
そして最後まで
仲直りできなかった
あなたは僕を恨んでいるだろうか
あなたは僕を憎んでいるだろうか
あなたは僕を許してくれるだろうか
たくさん誰かに嘘をついた
たくさん誰かに当たり散らした
そして最後まで
分かりあえなかった
あなたは僕をどう思っていたのだろうか
あなたは僕を嫌いになったのだろうか
あなたは僕を好きになってくれるだろうか
今まで
何度も後悔して
何度も泣いて
何度も死にたくなった
だけど
だけど
そんな僕だからこそ…
勇気を与えることが出来た
元気づけることが出来た
優しくすることが出来た
一緒笑うことが
一緒に泣くことが
一緒にいられることが
できたんだって信じてる
だって
だって
失敗しない人間なんていないんだから…