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NPO法人 はりま田舎暮らしの会

NPO法人活動の情報発信基地です。

10月8日(日)  快晴 日本晴れ!

 
絶好の行楽日和の一日でした。
 
NPOメンバーで宍粟市の山間部で「減農薬・コシヒカリ」を栽培しているM氏が、地元自治会と
集落の営農組合で(彼は、営農組合長)新米のPRのために、「こめ・米フェスタ」を開催するので、
NPO法人としても、「緑肥稲作物語」としてれんげ米を出品することになりました。
 
お米の販売以外に、ピザ・カレーライス・焼き鳥などの販売もあります。
 
お米の販売は、軽トラの荷台がお店になりました。
 
 
 
猪三郎の出品した、「あきたこまち」2キロの精米は700円で、限定10袋の販売でしたが、小振りで
買い易いのか、1時間くらいで完売しました。
 
 
奥の3袋が30キロ、手前が10キロの米袋で、「れんげ米」は2キロ詰めです。
30㎏は9000円、10㎏は3000円のコシヒカリです。
 
 
商売気の旺盛な猪三郎としては、この機会を逃す手はありません。
お米に便乗して、猪脂から作った軟膏も販売しました。
 
 
猟で仕留めた猪を解体すると、脇腹に脂の層があります。(猪肉についた脂身とは別物)
その脂を精製して作るのが、この軟膏です。
効能は、火傷・切り傷・擦り傷・肌荒れなどに、本当によく効きます。大概の傷は一晩でOK!跡形も
残りません。 猟犬たちも猪に噛まれたり、牙で突かれたりして、動物病院へ行くほどでもないけど
なんとか手当をしないと・・・この程度の傷は傷口にすり込んでおけば、2日目には完治しています。
 
そんな効能があるのに、たったの100円!  読者の皆さんも常備薬の一つにいかがですか?
オオスズメバチの焼酎漬けと、生のハチミツとのセットで常備しておけば、小さな薬局が1軒、お家の中にあるのと同じくらい心強いですよ~!     民間療法侮ることなかれ!
 
外にもいろいろありまして、「ヌカ釜」と云って稲の籾殻を燃料にしたエコ釜でご飯を炊きました。
農家に籾殻は無尽蔵ほどありますので、燃料代ゼロ! 大震災・大雨水害などで長期停電になった
被災地では大活躍をしたそうです。
 
 
 
 
綿菓子・輪投げ・魚釣りなどで、お子さんたちも楽しめました。
 
中でも、古民家の縁側を休憩場所にしたアイディアが、昔懐かしくて癒されましたね。
 

 

 

会場看板も、籾殻の燻炭袋にデコレーションをした、なにもかもが手作りのイベントでした。

 

 

 

ニホンミツバチの保護・育成もトライしているのですが、この地区はツキノワグマが出没するので、ハチミツ狙いで何回か被害に遭っています。

ニホンミツバチの天敵としては、オオスズメバチ・スムシ・ネオ・ニコチノイド系農薬などがありますが、

熊が相手の場合は、もう、諦めるしかありませんね。

 

10月3日〈火)  曇りのち晴れ

 

衝撃的なニュースが飛び込んできました。米ラスベガスでの銃乱射事件です。

この手のニュースには、選ばれし者たちは神経を尖らせてしまいます。

 

銃乱射事件➡銃所持者への蔑視➡銃規制の強化と締付け➡銃所持者の減少・・・と云った方程式が

出来上がっているからです。

対岸の火事と高を括る訳には参りません。もし、これが、日本国内で起こったらと思うと背筋がゾッと

します。  銃所持者への一斉点検・保管状況の家宅捜査・猟友会も巻き込んでの安全講習会開催と出席強要などなどでの締付けが容易に想像できます。

つまり、銃そのものが諸悪の根源だ!銃がなくなれば事件は起きないというのが、当局の基本的なスタンスなのですから。

 

先に、猪三郎の銃規制に関する意見を申し上げます。

 

「銃が悪いのではない! 銃が怖いのでもない! 道具として銃ほど優れて素晴らしい道具はない。

この素晴らしい道具を使う方に問題があると深刻な事態を引き起こす」

 
今回のラスベガスの事件ですが、真面目な小市民で普通の人間が16丁もの銃をホテルへ持ち込みますか?
コンサートを楽しもうと集まった人々を無差別に殺傷することを普通の人間は絶対にしません。
つまり、明らかに異常者なのです。 テロなのか怨恨なのか、知る由もありませんがクレィジー以外のなにものでもありません。 なんとかに刃物の例え通りです。
 
選ばれし者 その1でも書きましたが、銃所持者・あるいは銃への偏見・無知・誤解を解いていく必要が求められます。
 
卑近な例として、普通の奥様同士の会話です・・・。
A子夫人 「アラ、Bの奥様、お買い物ですか・・・?」
B子夫人 「えぇ、ちょっとそこまで・・ ところで、お宅のご主人のご趣味はなんでした・・・?」
A子夫人 「宅の趣味はゴルフですの・・・今日も部長さんのお供でゴルフですのよ・・・オホホホ!」
B子夫人 「まぁ!ご高尚な趣味ですこと! それも部長さんのお気に入りで・・・」
A子夫人 「ところで、お宅のご主人の趣味は・・?」
B子夫人 「ウチは夫婦して鉄砲でイノシシを撃っていますのよ!」
A子夫人 「えっ、鉄砲? イノシシ? ご夫婦で?! 」!?!?絶句!・・・ 逃げるように立ち去る。
 
世間でよくある会話の典型的な偏見パターンです。 A子夫人がその後、ご近所になにを言い触らして回ったかは容易に想像できますよね。
ゴルフが高尚かどうかは知りませんが、5番アイアンで殴打して人を殺めた「ゴルフクラブ殺人事件」
は、この日本で起きていますよ。
 
現在の銃社会・銃規制の根源となる、異常な者達に、間違った使い方をされた悲劇があります。
猪三郎の記憶にあるものを、昔から順に追って明らかにしてみましょう。
 
●1968年2月20日 静岡県の寸又峡温泉で起こった「金 嬉老事件」です。
ライフル銃と実弾1200発・ダイナマイト13本を持って立て籠もり、多数の死傷者を出しました。
犯人の思想・環境など背景は延べませんが、どこから見てもまともな人間のすることではありません。
 
この時代のライフル銃の弾倉はカラシニコフAK-47自動小銃のような形をした弾倉で、20発前後の
実弾が装填できたそうです。この事件の後、弾倉に装填できる弾の数が制限されるようになりました。
 
●1987年5月3日 朝日新聞阪神支局襲撃事件です。記者1名を殺害、他1名に重傷を負わせた赤報隊と名乗る男が犯人ですが、いまだに捕まってはおらず、時効が成立した未解決事件です。
凶器は上下2段の散弾銃の銃身を30センチ程度に切断した改造銃を使用、銃弾はレミントン社製の
バラ弾7.5号弾です。(7.5号弾はクレー射撃のトラップ競技で使用する最もポピュラーな散弾)
 
被弾した記者の証言では、突きつけられた銃口は一つと云っているので、自動銃の可能性も否定できないが、しかし、切迫した状況での咄嗟の判断に正確性を求めるのは非常に困難と思われる。
この事件で明らかになるのは、銃に関する情報がマスコミも含めて間違いだらけなことです。犯人が、
「この鉄砲には、まだ弾が7発入っている!」と脅したことが新聞記事になりましたが、上下2連銃にしろ水平2連銃にしろ、2連銃に弾倉は存在しません。1本の銃身に1発装填、それが2本ですから、
最大2発です。
 
●1972年2月19日から28日 日本の連合赤軍のメンバー5人が立て籠もり、警察官に複数の死傷者が出た「あさま山荘事件」 山荘そのものを鉄球で取り壊すTV画面に日本中が釘付けになりました。
ライフル銃が簡単に手に入る状況にあったことが、被害を拡大しました。
警察機動隊の楯がライフル銃に無力であることが証明された事件でもありました。
最高学府に籍を置く身分でも、訳の分からん人間に堕落してしまうのです。
 
●1979年1月26日 大阪三菱銀行事件 犯人の梅川昭美の異常さは狂気の沙汰以外の何物でもありませんでした。冬の真夜中に女子行員を裸にして楯とし、行員の耳をナイフで削ぎ落とすなど現場は
凄惨を極めました。翌朝、強行突破をした警察によって射殺されましたが、これを機に散弾銃の規制が厳しくなりました。
 
最後に、記憶に新しい「ルネサンス佐世保散弾銃乱射事件」です。2007年12月14日の犯行です。
この犯人こそ奇人・変人です。 犯人:馬込は日頃から迷彩服を着て、銃を片手に近所を持ち歩くという
異常者で、散弾銃(ベレッタAL391)ながら、サボット弾という殺傷能力の高い弾を(猪・鹿を狙うハンターはこのサボット弾を使用する。猪三郎も20番口径のこの弾を使用)何回かに分けて11発発射。
二人を殺害6人に重軽傷を負わせた事件で、こんな人間に銃の許可を出すのが問題だと指摘され
翌年には大々的に銃刀法が強化されました。 銃の申請・更新ごとに、精神科の医者の診断書が
必用になったのは、この事件が原因でした。(現在は、かかりつけの医者でよい)
 
かように、事あるごとに規制が強化されてきました。これから、銃を所持したいと云う人の前に大きな壁として立ち塞がっています。
しかし、これらの異常者・奇人・変質者のせいで大多数の正常な真っ当な人までもが大きな損失と
大迷惑を被っているのです。
 
再度、申し上げます。銃社会に関しては余りにも、偏見・誤解・無知が横行し過ぎていると思います。
前述の佐世保の事件ですが、マスコミはTVも新聞も揃って「銃乱射事件」と報道しました。
正直、猪三郎には「銃は怖いぞ!」と必要以上に煽り立てているようにしか感じられませんでした。
凶器に使用された散弾銃ベレッタAL391は、3発しか装填できません。1回の装填でどんなに頑張っても3発しか撃てないのです。 3発撃ち尽くすと、又、3発を装填して撃つ、を繰り返して、合計11発を
発射したのです。
 
それをマスコミは「乱射」と報じたのです。  猪三郎はこの表現に違和感を覚えます。
乱射とは、それこそ今度の米ラスベガスを指すのではないでしょうか?
 
かように、マイナーが故に、誤解と偏見を生じる日本の制度にため息をつきながら、本題のリ・ローディング(ハンド・ロード又は手詰めと云う)の準備からお話を進めましょう。
 
何故、手間のかかるハンドロードをするのでしょうか? 
銃砲店へ行けば完成品がすぐ手に入るのに!
 
理由は二つあります。
1・自分の銃に合った弾が作れます。つまり、命中率がアップします。
既成の装弾は規格内で不特定多数の銃に適合するように製造されています。レミントンの銃には
マッチするが、ウィンチェスターにはいまいち・・あるいは、その逆の例があります。また、火薬量が調整できるので、自分の銃に合った火薬量を入れられます。
 
2・経済的理由です。
既成の装弾の値段ですが、銃砲店により違いますが、代表的な308win(ハンターの約80%が使用)
で、1発¥550円から650円くらいです。
自分で作れば、1発120円くらいで出来ます。それも、ベストマッチングの弾が。
 
内訳は凡そ、次の通りです。
弾頭45円 雷管18円 薬莢、最初は100円ですが、10回くらいは使えるので10円、火薬50円
と云ったところです。
 
さて、準備の第1歩は使用済み薬莢のお掃除からです。
これが使用済みの空薬莢です。
アップにすると汚れがよく判ります。
 
ネック(首)に火薬のススがついて汚れています。
 
これをタンブラーにかけて、きれいにします。
タンブラーは電動でブルブルと細かい振動を起こします。
中身はメディアと云ってトウモロコシの茎を粒状に粉砕したものに金属磨き剤を垂らします。
 
 
使用済み薬莢は、もちろん弾頭は飛んで行ってありませんし、お尻の雷管には撃針の跡がくっきりと
付いています。
 
 
この撃針の跡は、雷管のセンターから少しずれてます。こだわる人は火薬の燃焼に影響する=命中精度に関係があると云って、センターを叩いて発火するように有名なガン・スミスに依頼して何十万もの
カスタム・ライフルにする人もいます。(猪三郎はセンターであれ、端のほうであれ、無頓着です。発火する位置が少しずれたと言って何に何が影響するのか理解できないからです)
 
タンブラーに蓋をして8時間ほど運転します。結構、騒音がするので、軒下へ出してやります。
汚れ具合によっては、12時間以上かけることもあります。
トウモロコシの粒が電気振動によって真鍮の表面を絶えず擦って綺麗にするのです。擦るといっても
微々たるものですよ。 その分、時間をかける訳です。
 
磨きあがりました!
 
 
どうです? ピカピカの新品同様になりましたよ~
 
この後、いよいよ工房(?)に入って玉造(大阪の環状線じゃないよ!)弾作りに励むのですが、
次週までのお楽しみ!と言うことで・・・
 
それにしても、米国の銃規制にも問題があるのでしょうか? 特にネバダ州は・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

9月29日(金) 晴れ

 
気象庁用語で云うなら、今年は「50年に一度の・・・」分蜂群捕獲が絶不調の年でした。
分蜂期が遅く、イライラする中、待てば海路の日和ありで、1群をゲット! 
2番目は営巣中に逃げてしまい、最後の群れは西洋ミツバチの分蜂と判り、重箱からラ式の巣箱への引越しを成功させたのも束の間、オオスズメバチ大群の襲撃を受けて、今は息も絶え絶えの状態・・・。
 
結果、採蜜が出来たのはこの1群だけで、群れの勢いは好調で、重箱を5段重ねるまでに成長しました。まだまだこれから営巣して、6段積みも射程距離内かと思われますが、セイタカアワダチソウの開花が気になり、蜜切りをすることにしました。(現場へカメラを持っていくのを忘れましたので画像はありません)
上から2段を切りとり、都合3段で冬を越してもらおうと思います。
 
重箱二つから採れた蜜は、凡そ9.6㎏で、360g入りの中ビンで21個・135g入りの小ビンが15個
でした。
 
ハチミツの表示はグラムが普通ですね。 何CCと云った体積ではありません。
良く知らないのですが、ハチミツの比重は約1.4と、水よりかなり重いのでグラム表示になったのではないかと思っています。
 
肝心の糖度ですが、見事一発で合格の78.9度でした! (79度がボーダーラインになっています)
これなら糖度アップの作業も要らないし、香り・コクともに申し分のない「百花蜜」が採れました。
 
 
早速に手作りのラベルを貼って「猪撃ちハンター 猪三郎の百花蜜」が出来上がりました。
加熱処理は一切なし!垂れ蜜だけの本当にピュアな上質のハチミツです。
 
もらわれて行く先は、休耕田を貸してくれているおばあちゃん達、NPO法人の運営に日頃お世話になっている方々、この先のイベントの企画・運営でお世話になる方々、NPO法人の会員たちで少しの余りもありません。 やはり、1群のみと云うのは厳しいですね~
 
壁際のホワイトリカーは、あの憎たらしいオオスズメバチを捕まえて、35度の焼酎付けにするために
作業場に置いています。
 
西洋ミツバチの巣箱へは、未だに毎日のように襲撃をしてきます。時間を見つけては、巣箱で待機して捕虫網で掬い取り、焼酎瓶の中で溺れさせていますよ~!
アイツらへの憎しみはもの凄く、今日までに150匹は焼酎付けにしたと思います。
 
ミツバチの記事は今年はこれで終了かと思います。
どうか来春の分蜂期には、景気の良い報告が出来ますように・・・。
 
 
 

 

9月27日(水) 曇りのち雨

 
先日、地元猟友会で平成29年度狩猟者登録手続きがあり、出席しました。
申請書に記入をして、写真を貼付して、ハンター保険を申し込み代金を支払います。
猪三郎の場合は、第1種(銃器による狩猟)だけですから、¥28,150円でした。
 
地元の大抵の猟師はわな猟もやっていますから、人によって代金は変わります。
内訳は狩猟税が8,200円・兵庫県収入証紙代1,800円・大日本/兵庫県猟友会9,300円・猟友会会費5,000円・ハンター保険代3,850円です。 これを毎年支払って資格をを取得すると11月15日から猟が許可されるのですが、猪三郎は山のカミさんとの2名分の支払いですから、年金暮らしの家計には負担ですヨ・・・
 
これでも、街中のハンターに比べると安くなっています。それは、有害鳥獣捕獲活動に従事していれば
狩猟税が50%減免されるからです。
 
でも、二人で狩猟をしていると、時には恩恵もあります。 2・3年前でしたが、たまたま参加者が少ない日に出猟したら、予想以上に上等な猪を仕留めることが出来たのです。この日の参加者は4名で、その内、2名は猪三郎とカミさんでしたから、分け前は猪の半分、20㎏以上程の猪肉が手に入りました。
600リットルの専用冷凍庫が満タンになってしまいましたよ~!  連日の牡丹鍋で腹一杯!でメタボになってしまいましたとサ!
 
弊ブログで昨年の11月14日に「狩猟前の射撃練習です」で、狩猟前の練習の意味とか、扱う銃の説明と写真、射撃風景やら的紙に当たった弾痕とかをアップしたところ、アクセス件数が1年を通じて、飛びぬけて多くビックリです。 狩猟のオフシーズン中も群を抜いてアクセスして頂きました。
 
思うに、銃とか狩猟の趣味は非常にマイナーな世界で、情報量も極端に少ないですし、読者の皆さんも
興味はあるが非現実な特別な世界と思っているのではないかと思われます。その証拠がアクセス件数に現れたのではないかと考えています。
 
ならば私が、許される範囲で、銃・装弾・狩猟について、出来るだけ詳しく、一般の方にも分かりやすい形式でご紹介をしていきたいと思います。
 
それにより、このマイナーな世界の誤解と偏見を解いて、正しい知識で見守って頂くように願っております。願わくば、関心を持たれたら、銃を所持して、狩猟者登録をして冬の山で、足腰を鍛えて健康的な
里山暮らしをご一緒したいものであります。
 
さて、皆さん、そのハンター(猟師)と呼ばれる人たちの数は、全国で何名くらいと思われますか?
1億2000万人のうち、1%として約120万人? とんでもありません!
昭和50年度の統計で第1種狩猟免許保持者は49万4千人人でした。
 
それが、度重なる銃規制と高齢化により、平成26年度は第1種狩猟免許保持者は9万8千人までに
減少してしまったのです。
それでは、わが兵庫県ではどうでしょうか?  兵庫県民は凡そ、5百50万人です。そのうち、猪三郎のように、鉄砲で猟をする人数はと云いますと、なんと、なんと只の約2700人なのです!
 
この数字が物語るように、いかにマイナーな世界であるがゆえに誤解・無知・偏見に満ちているかは
容易に想像が付くと思います。
 
しかし、皆さん!逆に言えば、私たちハンターは五百五十万分の二千七百の正に選ばれし者たちなのです!
 
いずれにしても、この世界は「銃砲刀剣類所持取締法」「火薬類取締法」を抜きに語ることは出来ませんので、ブログ上でこれらの法律に抵触することは避けなければなりません。石橋を叩いてでも渡らない、と云われた(?)猪三郎のことですから、事前に所轄の当局にお伺いを立てて確認を取っているのは云うまでもないことです。
 
それでは、選ばれし者の誇りと良識に基づいたこのシリーズは装弾(実弾)の話から始めましょう。
(カレー大好きの毅チャン、間違っていたら添削頼んますよ~)
 
さて、次の画像は、猪三郎が狩猟で使用する三種類の弾です。
 
 
上から順に、散弾銃20番口径・サボット弾・ 30-06スプリングフィールドライフル用 ・243ウィンチェスターライフル用です。
 
サボット弾を詳しく見ていきましょう。市販の5発入りパッケージです。
 
 
非常に分かりやすいレイアウトになっていますよ。
一番上から、メーカー名、ウィンチェスター。 馬に乗ったカウボーイの図柄は同社の登録商標です。
 
次のスーパーエックスは商品名でDEER(鹿)用と表示されています。
ライフルド スラッグ フォロー ポイントと赤い字で印刷されているのは、DEERの下に弾頭の写真がありますね。この形状をよく見てください。ボディに斜めの溝が刻まれていますね、これの役目は、火薬の爆発で薬莢から押し出された、この鉛の弾頭が飛び出す間に銃身と擦れ合うことで、溝の方向に回転が生じるのです。(と、云っても一瞬の出来事ですが・・)回転がつくと、直進性が増して命中率がアップします。
フォローポイントは弾頭に穴が開いています。獲物に命中すれば、所詮、柔らかい鉛ですから、皮・肉・骨などの抵抗で潰れてしまいます。潰れた形は、マッシュルームに例えられます。
潰れて体積が増えた方が、殺傷能力が上がり、破壊力も上がるので、いわゆるバイタルゾーンが拡大したということです。
次の20ゲージは銃身の口径です。一般的な口径は12番と云って20番より大きくて威力があるのですが、虚弱体質(?)の猪三郎が勢子をして、道なき道を踏破するには、軽い銃の方が楽ですし、出会う獲物も至近距離の場合が多いので、威力より軽量を選んでいます。
従って、銃もミロクMS2000D・GR-1と云う上下2連の散弾銃です。(カミさんのベレッタウリカもとても軽いですが、ミロクはそれよりも遥かに軽量です)
 
インチは銃弾の長さです。この弾は2インチと4分の3ですから、約58㎜です。マグナム弾になれば火薬の量が増えるので3インチ以上になりますが、銃によっては装填出来ないサイズの薬室もあるので、自分の銃の薬室を知っておく必要があります。
 
ベロシティは速度・速さを意味します。つまり、銃口から射出された初速で1秒間に1600フィート飛んでいく勘定です。初速が早ければ早いほど命中率は上がると云われています。
因みに、ライフル銃の初速は2500から3000フィートが普通です。
 
OZ.は弾頭の重量です。オンスで表示されます。4分の3オンスは約49.5gにあたります。
 
パッケージの裏には、銃弾の切断図が描かれています。
 
右側から、鉛むき出しの弾頭で、中は空洞になっています。先端がフォローポイントになっているのが分かります。
中央部分はワッズと云って火薬の爆発の力を弾頭に伝えるために、発射と同時に圧力を受けて弾頭を押し出しながら、空中に放たれますが、プラスティック部品のため空気抵抗を受けて失速し、放物線を描いて落ちていきます。
黒いのがパウダー(無煙火薬)で、左端が雷管になっています。
撃鉄が雷管を叩くと発火して火薬が燃焼して高圧のガスで弾を押し出すという動作がコンマ00秒のうちに行われます。
 
装弾を立てて、画像にしました。フォローポイントの弾頭と後部の雷管が見えるでしょうか?
 
 
ウィンチェスターは西部劇ファンならずとも、お馴染みのブランドですよね。 アップで見てみましょう。
 
 
ウィンチェスターはコルト45の拳銃と共に、アメリカ西部開拓時代を席捲した銃器会社で、映画でも有名な「ウィンチェスター73」とか、チャックコナーズの「ザ・ライフルマン」などの西部劇でこのライフル銃が出ない映画は絶対にありません。
「アニーよ銃を取れ」の銃もウィンチェスター銃に酷似していますが、マーリン社のライフル銃です。
 
次号はライフル銃弾の手作りをご紹介しましょう。
えぇ! 実弾を作る?? それって!
 
ご安心ください。選ばれし者にだけ許された合法手段です。
 
 
 
 
 
 

 

9月24日(日)  晴れ

 
毎年、この季節には「公益財団法人 ひょうご環境体験館」の特別プログラムとして、ニホンミツバチの
生態講座と採蜜体験会を開催しています。
本日が、その日なのですが、肝心のミツバチが居ません! この体験館の敷地内に4台の待ち受け箱を
設置して準備をしていたのですが、分蜂群が入ってくれません!
特別プログラムを中止する訳にはいかないので、NPOのメンバーの岡山県のS氏に頼んで、蜜の
詰まった重箱一つを提供してもらいました。
 
おかげで無事に採蜜体験会を開催することが出来ました。
 
 
今回から、NPO法人はりま田舎暮らしの会のPRも兼ねて、メンバーは揃いの法被を纏って臨みました。
 
本日の早朝に採ってきたハチミツを「巣蜜」と云う、非常に希少で一番贅沢な方法で味わってもらいました。野生の昆虫が蓄えた食料品を人間が口にするのはミツバチだけだと思います。
例えば、イナゴやカマキリなどが蓄えたエサがあったとしても、それをそのまま人間が食することは考えられませんよね~
 
 
巣板を切り取って、巣蓋を搔き落してからサイコロ状態にして口に入れると、一瞬にして口の中には
新鮮な生蜜がジュワーと広がり、あぁ~生きてて良かった!と感じますよ。(そんな大層なことか!)
 
その後、どのご家庭にでもある道具を使って、採蜜しました。園芸用品の寄せ植え鉢の枠に、底に穴を開けたボウルを載せて、更にガーゼを敷いたザルの中に、巣蜜を入れて潰すと、ザルとガーゼに濾されたハチミツが垂れてきます。余分な力を加えずに滴り落ちる蜜だけを集めると、和蜂の生の百花蜜の
完成です。
 
 
瓶詰されたハチミツは、参加者の皆さんにお土産として、お持ち帰り頂きました。
さて、本日のメインイベントのティスコンテスト(味覚検査?)です。
参加者の中から9名の方に、3種類のハチミツを舐めてもらって、採点をしてもらいました。
参加者には見えないようにして、A B Cの小皿に分けてスプーンで舐めて感じたまま報告をしてもらいました。 〇が3点、△が2点、×が1点です。
 
 

 

味見をしてもらったハチミツは、スーパーで売っている低価格の中国製のハチミツとルーマニア製の高級ハチミツ(アカシア蜜)・最後は有名なY養蜂場の西洋ミツバチ(日本製)の3種です。

 

 

 

結果は?と云いますと、意外や意外!3種とも、ほぼ同点なのです!

9名の出した点数は、18点・17点・18点なのです。 500g¥500円の中国製も勝るとも劣らずで

健闘を称えるべきか、人の好みは人・それぞれと見るか・・・?

 

希少価値の高い、幻の蜜と云われる和蜂のハチミツを最上級と信じて疑わない、猪三郎としては、

いささか合点のいかない結果でありました・・・ネ。

 

環境体験館での次のプログラムは11月5日にミツバチの巣箱作り教室を開催します。

出来上がった巣箱はお持ち帰り頂いて、ご自宅の近くに設置してもらえますので、関心のある方は

是非お申込みください。

催行日の1か月前から下記のURLで受け付けます。

 

http://www.eco-hyogo.jp