7月1日(日) 曇り 台風7号の影響で風強し!
いよいよ本格的な夏がやって来ました。
4月の分蜂群をゲットして、強勢群は重箱を4段積みました。5段積みも間もなくと、喜んでばかりは
おられません。
①子捨て現象➡働き蜂の現象➡弱小群➡消滅
②スムシの発生➡浸食➡逃去
③オオスズメバチの襲来➡果敢に戦いオオスズメバチを熱殺➡オオスズメバチの群れが襲来
➡果敢に戦うが犠牲の数が半端ない➡大虐殺による消滅か逃去
この3項目に毎年、悔しがり、持って行き場のない喪失感を味わってきましたが、今シーズンはこの3項目が
一度に解決する新兵器を投入しました。
新兵器は基台・底板を使用しません。
この台の上に、いきなり重箱を積みます。下部4面の内、3面は目合い5.5㎜の金網を張り、
風通しは抜群です。ミツバチも出入り自由です。(ちょっと窮屈?)
1面は扉にして内検用にデジカメが入るようにしました。
風通しが良いと育児層の室温が抑えられて、蜂の幼虫が高温に耐えられず死ぬことがなくなります。
育児に最適な温度は30℃前後と云われていますが、外気温が平気で30℃~35℃の真夏日・酷暑日が続くと巣箱内部の温度は40℃~45℃になると予想されます。とても幼虫には耐えられません。
巣房の中で死んだ幼虫を働き蜂が咥えて巣門から外へ捨てると云う悲惨な状況から解放される筈です。
上から覗くと底板がないのでスッポンポンの状況です。
つまり、巣屑はダイレクトに土の上に落下します。落ちた巣屑は土中の微生物が分解するか
ミミズの餌になり、姿形は消滅していまいます。 巣屑を餌にしていたスムシは食べ物が無いので、
その内に餓死してしまうと云う計算です。
これで、あの憎たらしいスムシともおさらばです。
この面は直接地面に触れるので、防腐剤代わりに強めに焼きました。
巣門ですが、従来の横幅式だと夜な夜なスムシの成虫蛾が、羽根を水平に広げて忍び込んで来ると
聞いたことがあります。それならば、ハチノスツヅリガが卵を産み付けに巣箱内に入れないように
巣門を縦に切りました。
和蜂は縦の巣門とか、丸い穴の巣門は何故か楽しんで出入りしているように見えますねぇ・・・。
巣門の幅は7mmに切ったつもりが、ノコギリの使い勝手で1cm近くになることがあります。
「過ぎたるは及ばざるが如し」ですが、アルミの缶ビールを工夫して、正確に6.5mm幅に
仕上げました。
巣門の前の飛行甲板が広すぎるように見えますが、オオスズメバチ撃退箱を設置するためです。
これに巣箱を積んでいくとこんな感じになります。
このままでは安定性に欠けるので、側板で固定します。
底板なしのスッポンポン方式のアイディアはYouTubeの某氏から頂きました。某氏はスッポンポンにしてから
3年間、スムシの被害はゼロだそうですから、アイディアはパクりましたが、設計図段階で猪三郎の工夫を
盛り込んでいますから、もはや完全に猪三郎オリジナルでしょう?
この1台で、夏場の3つの課題はすべてクリアーです。 いや、希望的観測ですかね~
そうそう!もう一つ忘れてはいけないのが、アカリンダニ対策です。
幸いなことに当地で発生したと云う話は聞いたことがありませんが、お隣の岡山県美作市では相当の
被害が報告されていますから、車で20分の猪三郎蜂場が汚染されるのは時間の問題かもしれません。
対策としては、蟻酸40%、蟻酸パテが良い、いやいや、もっと手軽なメントールクリスタルが効果的だと
聞いておりますが、更に、もっと手軽で安全で、環境に優しい方法を教えてもらいましたので
画像をご覧ください。
巣箱の屋根を外して、生のハーブミントを4・5本スノコ板の上に載せるだけです。
(手前のタッパーは給餌用に砂糖水を入れる容器と溺れないように木の枝で桟橋を浮かべます)
ハーブミントなら庭先にいくらでも生えていますし、摘んでも摘んでも、次から次に新芽が出てくるので
ほぼ無尽蔵と云えます。
こんなもので、難敵だと恐れられているアカリンダニに効果があるのでしょうか?
ご安心ください。実証済みの方がいらっしゃいます。
和蜂の巣枠式巣箱「か式」を考案された長野県諏訪市の金太郎さんが、昨秋に3群が罹ってしまい、
1週間に1回程度、ハーブミントの生を4・5本取り換えを続けたところ、3群とも元気になり、この春には
3群とも、分蜂するほどまでに回復したのです。
その後のリサーチで、ハーブミントよりも「日本ハッカ・北斗」の方が、更に効力が強いとのことです。
猪三郎も畑の隅にでも日本ハッカコーナーを設けて、強敵予防に役立てたいと考えております。
すべては可愛くて健気な和蜂のために・・・!