稲の光合成について | NPO法人 はりま田舎暮らしの会

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7月24日(金) 晴れ 猛暑日


田んぼの稲も幼穂形成期(ようすいけいせいき)の頃だと思います。

出穂(しゅっすい)に備えて態勢を整える時期なので、穂肥(ほごえ)を散布する

タイミング・量などを判断しなければなりません。


お隣の慣行農法の稲です。




見事に行儀良く並んでピンと立っています。立錐の余地はありません。

しかし、直立している分、葉が受ける太陽の光の量が心配です。


一方、自然農法の私たちの稲です。






決して行儀が良いとは言えません。てんでバラバラです。

しかし、葉は天に向かって開いています。この方が太陽光線の量を多く受けられて、光合成が盛んに行われると思います。


野武士のような逞しさとしっかり根を張った丈夫な稲に見えるのは贔屓目でしょうか?


あと、3・4日後に穂肥を散布して、美味しいお米になってもらいましょう。

穂肥といっても、化学肥料は使いません。


菜種を絞った後の「油粕」を1反に付き20kgほど、背中に背負った動力付き

散布機でまんべんに撒きます。

オーガニックは手間が掛かるけど、美味しくて安全な訳です。