付き合い初めて半年ぐらい経ったある日、ヒロシがハメ撮りしたいと言い出した。
誰にも見せない二人だけの秘密だと

その行為はホテルでは納まらず野外でも行われた。

その後ディズニーランドに行った帰りに、些細な事で喧嘩になってしまった。

喧嘩をしてからは暫くヒロシからは連絡が無かったが、原さんは心配し電話をしてみた。

原さん「こないだはごめんなさい。仲直りしましょうよ。」

だが一向にヒロシの怒りは納まる様子がなかった。

原さん「それなら、もう別れます。」

その言葉を聞いたヒロシは「上等じゃねぅか!別れるから慰謝料よこせ!払わなかったら写真をばらまくからなっ!」

その結果、原さんはヒロシの口座に500万円振り込んだ。

その後、ヒロシから陰湿な嫌がらせが始まる。
今回は嫌がらせと素行調査である。

依頼人は原さん(仮名)45歳、旦那は早くに亡くなり娘が1人居る。
主な収入源は旦那が残した都内にある数件のマンションからの家賃収入。

内容としてはこうだ。

ある日携帯電話に見知らぬ人物からメールが届いた。

〈私は都内に住む男性です。
最近仕事も定年を迎え第二の人生をスタートしようと思い新しく携帯電話を買いました。
いきなりのメールで大変失礼ではありますが、気軽にメールをやり取り出来る方を探してメールを送らさせて頂きました。
今も1人寂しく夕飯の支度が終わった所です。
メールをやり取りしたり電話で気軽に話せたら幸いだと思います。
是非お返事お待ちしております。
ヒロシより〉
以上原文のままである。

普通ならシカトレベルなメールも、原さん取っては新鮮なものであった。

何度かメールをやり取りして、いい人そうだから逢ってみようと・・・。

初めて会ったその日には肉体関係を持ってしまった。
その後長井から連絡は一向に無い。

会社に電話をしても解約されている。

この相談を受けた時点で、梶原さんには1000万近い借金があった。

ローンの返済が出来ず消費者金融に手を出しカードを6枚作った。

毎月の返済額合計約38万円
パートを掛持ち給料の合計が14万円

当然のごとく支払いはジャンプするしかなく、借金は一向に減らず増えて行く一方。

梶原「もし旦那に知られたら離婚です。
長井を探して下さい。
1さんお願いします。」

自分「ハッキリ言いますが無理ですね。
今の返済額状況でどうやって調査費用を捻出するんですか?」

梶原「長井が捕まればお金は戻って来ますから、お願いします。」

自分「梶原さん辛いのは分かりますが現実を見ましょうよ。
旦那さんにバレるのも時間の問題ですよ。」


その夜に旦那と息子を呼び出し4人で話し合いをした。

経緯を話し奥さんは被害者である事を話したら、旦那も息子も協力的であった。

知り合いの弁護士を紹介し自己破産をする方向で話を進めた。

以前住んで居た家を売り払いアパートに引っ越した梶原さんは、唯一ロト6を毎月1回買うのが楽しみらしい。

未だ、お金に対する執着は薄れていない。